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J-GLOBAL ID:202202289895352154   整理番号:22A1157723

繊維化学センサとしてのブロモクレゾールグリーンで染色したナイロン66布の適応性【JST・京大機械翻訳】

Applicability of Nylon 66 Fabric Dyed with Bromocresol Green as Textile Chemosensor
著者 (3件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 751-758  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4363A  ISSN: 1229-9197  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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塩酸や硫酸などの強酸は無色であり,事故によって漏れた時には容易に検出されない。ハロクロミック染料を用いた化学センサーは,液体酸に曝露したとき,異なる色を示すことにより,簡単で容易な検出方法を提供できる。本研究では,ブロモクレゾールグリーンを,液体酸を検出するpH指示染料として使用した。ナイロン66織物をブロモクレゾールグリーンで染色し,染色特性を研究した。pHセンシング特性を酸性溶液中で染色ナイロン織物を浸漬して調べた。水溶液中のブロモクレゾールグリーンは,pH2~4で黄色色で445nmで最大吸収を示したが,最大吸収は616nmに変化し,pH6以上で青色を示した。ナイロン66上のブロモクレゾールグリーンの色収率と消耗は,色素浴pHに大きく依存した。pH3またはそれ以下で染色した黄色試料を2.0~3.5のpH範囲で浸漬すると,元のオレンジ色は維持されたが,pH4.0~5.5の溶液に浸漬すると色は青色に変化した。一方,pH4以上で染色すると青色試料が得られた。試料をpH2.0~3.5の溶液に浸漬すると,色は著しく黄色に変化し,大きな色差を示した。pH4で染色した織物の洗濯性は良好だった。結果は,ブロモクレゾールグリーンで染色したナイロン66織物が織物センサとして使用できることを示唆した。Copyright The Korean Fiber Society 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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染色からみた染料  ,  浸染,捺染 
物質索引 (1件):
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