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J-GLOBAL ID:202202290038671482   整理番号:22A0500073

ガンマ線照射したクローブ(Eugenia caryophyllata)芽から抽出した精油の化学組成,抗酸化,抗生物膜および抗菌力の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of chemical composition, antioxidant, antibiofilm and antibacterial potency of essential oil extracted from gamma irradiated clove (Eugenia caryophyllata) buds
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 673-686  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4581A  ISSN: 2193-4134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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γ線の有効性は食品,ハーブ及び香辛料の除染の方法として知られている。本研究では,クローブ芽(CB)を60Co照射器により10kGy照射した。未照射CBおよび照射(ICB)から回収した精油(EOs)をGC-MS,酸化防止剤,抗バイオフィルムおよび抗菌活性により化学組成について評価した。4つの試験多剤耐性(MDR)細菌病原体に対する最小発育阻止濃度(MIC)と増殖曲線;また,黄色ぶどう球菌,セレウス菌,大腸菌および肺炎桿菌を評価した。細胞内容物の遊離,および病原体形態の超微細構造変化と共に,細胞膜透過性の変化を,分光光度計,走査電子顕微鏡(SEM)およびエネルギー分散X線蛍光分析(EDXFS)を用いて評価した。結果は,ICBから回収したEOsが,それぞれ,3.82と3.44mg/gの油で,フェノールとフラボノイド含量の上昇をもたらすことを明らかにした。CBからのEOsと比較して,ICB回収EOsの抗酸化能は6.63%上昇した。抗バイオフィルムと抗菌活性は,それらの細胞増殖の低下を伴うすべての試験したMDR病原体に対して改善された。ICBから回収したEOsのMICは,細菌細胞内蛋白質の放出とDNA/RNA含量を時間依存的に有意に増加させた(p<0.05)。ICBから回収したEOsのMICで処理したS.aureusにおける新しい元素(CaとS)の存在によるC,O,N,P,Mgの放出増加によって細菌含有量の漏出が支持された。さらに,S.aureus細胞における細胞壁/膜損傷と収縮はSEM画像で明確に観察された。本研究は,用量10kGyのγ線が,フェノール類およびフラボノイド含量の増加によりCBから回収したEOの抗酸化,抗バイオフィルムおよび抗菌効力を刺激する有意な可能性を有すると結論した。これは,ICBから回収したEOsの使用を改善し,食品および医薬品産業において有用なMDR病原体に対する天然およびより強力な抗酸化,抗バイオフィルムおよび抗菌性を見出す努力を支持するであろう。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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精油,香料  ,  調味料,香辛料  ,  抗細菌薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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