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J-GLOBAL ID:202202290047867192   整理番号:22A1209982

大学生における困り感と抑うつ傾向の関連性に関する予備的研究

A Preliminary Study on the Relationship Between Special Needs and Depressive Tendency Among University Students
著者 (3件):
資料名:
号: 19  ページ: 81-89  発行年: 2022年03月15日 
JST資料番号: Z0738B  ISSN: 1348-5636  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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近年,発達障害の特性があり大学生活に困難を抱えている学生に対する支援ニーズが高まっている。しかし,様々な理由から,困難を抱えながらも大学等で教育的支援を受けていない学生が存在することが推察される。本研究では一般大学生を対象に,大学生活における修学上の困り感および抑うつ状態の程度について調査を実施し,困り感と抑うつ程度との関連性の検討を行い,大学生活で困難を抱えている学生の状態を明らかにすることを目的とした。その結果,修学上の困り感と抑うつ症状の程度はかなり相関しており,抑うつ傾向が生じている学生は,大学生活において何らかの困り感を持っていることが明らかとなった。また,困り感をADD(注意欠如障害)カテゴリ,LD(SLD)カテゴリ,抑うつ・不安カテゴリ,ASD(自閉症スペクトラム)カテゴリに分類し,カテゴリごとに困り感と抑うつ程度との関連をみると,全てのカテゴリにおいて,抑うつ程度が異常なし群とうつ状態を示す群の間で困り感得点で有意な差が示され,学生は大学生活において何らかの困り感を持つと,それが抑うつ状態を引き起こす可能性があることが示唆された。(著者抄録)
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