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J-GLOBAL ID:202202290126878708   整理番号:22A1147325

異なる防御機構を有する被食者に対するハイイロゴケグモ Latrodectus geometricus Koch,1841の捕食戦略

Predation strategy of the brown widow spider Latrodectus geometricus Koch, 1841 against prey with different defensive mechanisms
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 159-165  発行年: 2022年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要約:クモなどの捕食者は,それらの被食者の防御機構に応じてそれらの捕食行動を調節している可能性がある。本研究は,Latrodectus geometricusクモの捕食者捕獲行動を,特に被食者受容,非動化時間,および咬傷部位のパラメータにより分析した。合計で80匹の成体雌クモを使用し,それらはゴキブリ幼虫を給餌され,そして7日間にわたり絶食させた。この期間の後にクモを,異なる防御機構を有する被食者,コオロギ幼虫,アリ,サソリ若虫,およびゴキブリ幼虫が与えられる4群に分た。クモは観察の86.25%で被食者の捕獲に成功し,コオロギとサソリがそれぞれ最高および最低の受容率を示す被食者であった。著者らの結果は,コオロギとゴキブリが最も急速に非動化される被食者であること,およびサソリが非動化するために多くの時間を要する被食者であることを示した。これらの結果は,L.geometricus個体がより脆弱な防御を有する被食者を好むことを示す。著者らは,クモが危険な被食者の防御機構から離れた部位を咬む傾向にあることも確認した。したがって,著者らの知見は,L.geometricusクモがその被食者の防御機構に応じてその捕食行動を調節する能力を持つことを示唆する。Copyright The Author(s) under exclusive licence to Japan Ethological Society 2022 Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (3件):
分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  個生態学 
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