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J-GLOBAL ID:202202290210752693   整理番号:22A0464282

Bipolaris sorokiniana由来の新規エフェクター,CsSp1はコムギにおけるコロニー形成に必須であり宿主免疫の誘発に関与する【JST・京大機械翻訳】

A novel effector, CsSp1, from Bipolaris sorokiniana, is essential for colonization in wheat and is also involved in triggering host immunity
著者 (15件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 218-236  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2688A  ISSN: 1464-6722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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半生物栄養性病原体Bipolaris sorokinianaはコムギとオオムギにおいて根腐れ,葉枯病,および黒色胚を引き起こし,有意な収量と品質低下をもたらす。しかし,B.sorokinianaとコムギまたはオオムギ間の宿主-病原体相互作用の基礎となる機構は不明である。B.sorokinianaゲノムは多数の非特性化推定エフェクター蛋白質をコードしている。本研究では,初期感染時に誘導される古典的N末端シグナルペプチドを持つ推定分泌蛋白質CsSp1を同定した。スプリットマーカー法を用いて,ランカオ9-3株のCsSP1をノックアウトした。野生型と比較して,欠失変異体ΔCssp1はジャガイモデキストロース寒天プレート上でより少ない放射状増殖を示し,より少ない胞子を産生し,相補的形質転換は野生型の欠失変異体の表現型を完全に回復させた。コムギにおける欠失変異体の病原性は,アプレッサが宿主に侵入したとしても減弱した。さらに,欠失変異体の感染性菌糸は膨潤し,植物細胞で増殖低下を示した。CsSp1のシグナルペプチドを酵母YTK12分泌系を通して機能的に検証した。Nicotiana benthamianaにおけるCsSp1の一過性発現はPhytophthora capsiciによる損傷形成を阻害した。さらに,CsSp1は植物細胞の核と細胞質に局在していた。B.sorokiniana感染コムギ葉において,サリチル酸調節遺伝子TaPAL,TaPR1およびTaPR2は,同じ条件下で野生型株と比較してΔCssp1株において下方制御された。したがって,CsSp1は病原性エフェクターであり,宿主免疫の誘導に関与する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  麦 
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