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J-GLOBAL ID:202202290243441574   整理番号:22A1024165

α-gal症候群のマウスモデルにおけるダニ内摂食とそのIgE産生における役割:ダニ「伝達」仮説【JST・京大機械翻訳】

Tick Intrastadial Feeding and Its Role on IgE Production in the Murine Model of Alpha-gal Syndrome: The Tick “Transmission” Hypothesis
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  ページ: 844262  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究では,孤立性星状ダニ咬傷がヒトにおけるAGS(α-gal症候群,赤肉アレルギーRMAとしても知られる)の原因であることを示す強い証拠を提供している。AGSは,Old World サルとヒトを除いて,哺乳類組織に見られる一般的なグリカンであるガラクトース-α-1,3-ガラクトース(aGal)に対するIgE抗体産生の増加を特徴とする。AGSの主要原因因子,孤立性星ダニ(Amblyomma americanum)はアメリカの東および中西部に広く分布しており,広範囲のヒトおよび動物病原体のベクターである。部分的に給餌されたオスとメスのダニの唾液腺の以前のグリコミクス研究は,比較的高いレベルのGalエピトープを明らかにした。本研究では,ウシ血液上のA.americanumの部分的に給餌された雄が,複数の体内摂食に関与し,唾液腺に大量のGalを運ぶことを見出した。本研究では,ダニが非ヒト血液からヒトへの非ヒト血液から獲得されたGal増感剤の伝達を仲介するかどうかを,内部宿主スイッチ(”伝達”仮説として参照)で試験することを目的とした。この仮説を検証するために,ウシ血液に非給餌または部分的に給餌されたダニに寄生されたα-ガラクトシルトランスフェラーゼノックアウト変異体マウス(aGT-KO)モデル系を用いた。ダニ摂食後のGalに対する総IgEおよび特異的IgGおよびIgE抗体のレベルに基づいて,aGT-KOマウスは,C57BL/6対照マウスと比較して,総IgEおよびGal特異的IgEレベルを増加させることにより,ヒト血清アルブミンまたはマウス血清アルブミン(aGal-HSAまたはaGal-MSA)に共役したGal(Galα1-3Galβ1-4GlcNAc)のダニ摂食および注射に有意に応答した。部分的給餌および非給餌ダニの摂食を含むaGT-KOマウスのすべての処理は,大きな個体変動を伴って,Galに対する特異的IgEのレベルを増加させる増感剤として機能した。本研究のデータは,AGSの「伝達」成分を支持しないが,aGT-KOマウスはRMA研究のモデルとして使用できることを確認した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般 
引用文献 (54件):
  • Kaloga M, Kourouma S, Kouassi YI, Ecra EJ, Gbery IP, Allou AS, et al. Allergy to Red Meat: A Diagnosis Made by the Patient and Confirmed by an Assay for IgE Antibodies Specific for Alpha-1,3-Galactose. Case Rep Dermatol (2016) 8(1):10-3. doi: doi: 10.1159/000443631
  • Galili U. Evolution of Alpha 1,3galactosyltransferase and of the Alpha-Gal Epitope. Subcell Biochem (1999) 32:1-23. doi: doi: 10.1007/978-1-4615-4771-6_1
  • Macher BA, Galili U. The Galalpha1,3Galbeta1,4GlcNAc-R (Alpha-Gal) Epitope: A Carbohydrate of Unique Evolution and Clinical Relevance. Biochim Biophys Acta (2008) 1780(2):75-88. doi: doi: 10.1016/j.bbagen.2007.11.003
  • Stewart PH, McMullan KL, LeBlanc SB. Delayed Red Meat Allergy: Clinical Ramifications of Galactose-α-1,3-Galactose Sensitization. Ann Allergy Asthma Immunol (2015) 115(4):206-4. doi: doi: 10.1016/j.anai.2015.08.003
  • Fischer J, Lupberger E, Hebsaker J, Blumenstock G, Aichinger E, Yazdi AS, et al. Prevalence of Type I Sensitization to Alpha-Gal in Forest Service Employees and Hunters. Allergy (2017) 72:1540-7. doi: doi: 10.1111/all.13156
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