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J-GLOBAL ID：202202290626224271   整理番号：22A0229151

水和細粒南極マイクロメテオライト中のドロマイト:二次過程を解析するための有効な道具【JST・京大機械翻訳】

Dolomites in hydrated fine-grained Antarctic micrometeorites: Effective tools for analyzing secondary processes

著者 (3件)： Dobrica E. (Hawai‘i Institute of Geophysics and Planetology, School of Ocean, Earth Science, and Technology, The University of Hawai’i at Manoa, Honolulu, HI 96822, USA) ,  Ohtaki K.K. (Hawai‘i Institute of Geophysics and Planetology, School of Ocean, Earth Science, and Technology, The University of Hawai’i at Manoa, Honolulu, HI 96822, USA) ,  Engrand C. (Universite Paris-Saclay, CNRS/IN2P3, IJCLab, 91405 Orsay Campus, France)
資料名： Geochimica et Cosmochimica Acta  (Geochimica et Cosmochimica Acta)
巻： 317  ページ： 286-305  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0062A  ISSN： 0016-7037  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1つの水和細粒南極ミクロメテライト(H-FgMM)からの炭酸塩の詳細な透過型電子顕微鏡(TEM)観察を報告する。これらの炭酸塩は複雑な化学的変化と微細構造の発生を示し,稀に分析されたH-FgMMの生成と進化に関する重要な証拠を与える。化学的変動をマイクロメータとナノメータスケールの両方で同定し,これらの炭酸塩が可変化学微小環境を示唆する局在化流体条件下で形成されることを示した。個々の炭酸塩は,流体の分離した貯留層から成長した。さらに,これらの炭酸塩は,CMコンドライトで測定した値の約2倍のマンガン量を含むが,CIコンドライトで同定されたものと類似している。それらの特別な組成は,おそらくフィロケイ酸塩形成中の水消費のため,これらの炭酸塩が沈殿する流体中の還元と次第に進展する条件を示す。組成変動性に加えて,微細構造の特徴は,これらの炭酸塩に広がり,これらの炭酸塩が恐らく形成後の衝撃過程中に修正されることを示す。炭酸塩は衝撃変成作用に非常に影響を受けやすいので,それらの形成時間に関連した同位体測定を解釈する前に,それらの構造を詳細に調査することが重要であることを示唆した。さらに,炭酸塩に関連して,遍在するリン酸塩を,分析したミクロメテライト中で同定した。これらの鉱物会合の将来の研究は,特にRyguとBennuの表面材料で同定されたので,小惑星の形成と進化に関する更なる洞察を提供するであろう。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 鉱物 ,  衝撃 ,  化学反応 ,  マンガン ,  *水和 ,  リン酸塩 ,  コンドライト ,  小惑星 ,  フィロ珪酸塩鉱物 ,  衝撃変成作用 ,  炭酸塩 ,  南極 ,  透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： 微小環境 ,  貯留層 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 炭酸塩 ,  マイクロメテオライト ,  透過型電子顕微鏡 ,  衝撃変成作用 ,  小惑星

分類 (1件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水和 ,  細粒 ,  南極 ,  ドロマイト ,  解析 ,  道具