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J-GLOBAL ID:202202290634837595   整理番号:22A0971603

ブドウ抽出物を用いたコバルトフェライトのグリーン合成:過酸化水素の分解における触媒活性に及ぼすカチオン分布と反転度の影響【JST・京大機械翻訳】

Green synthesis of cobalt ferrite using grape extract: the impact of cation distribution and inversion degree on the catalytic activity in the decomposition of hydrogen peroxide
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 89-103  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4311A  ISSN: 2522-5731  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ブドウ果皮とブドウパルプの抽出物を用いたグリーン合成法によってコバルトフェライトナノ粒子を得た。得られた試料をX線回折(XRD)分析,走査電子顕微鏡(SEM),およびMossbauer分光法によって調べた。すべての試料は,空間群Fd3mの立方晶スピネル構造を有する純粋なCoFe_2O_4を含む。XRD分析は,ブドウ果皮抽出物およびブドウパルプ抽出物を用いて合成されたコバルトフェライトナノ粒子が,それぞれ,ε′′5およびε′′25nmの微結晶サイズを有することを示した。試料のカチオン分布と結晶構造パラメータをMossbauer分光データに基づいて計算した。アニーリング後,ブドウパルプ抽出物で得られたCoFe_2O_4試料は,ブドウ果皮抽出物で得られたものよりも高い逆転度を有した。反転の程度の減少は,微結晶の平均サイズの減少に関連している。ブドウ果皮抽出物を用いて合成したCoFe_2O_4試料は過酸化水素の分解のためのより活性な触媒である。CoFe_2O_4-パルプとCoFe_2O_4-剥離試料の一次反応速度定数は,それぞれ1.11・10-4・s-1と3.43・10-4・s-1であった。100mMのH_2O_2溶液を97.4%に分解した。コバルトフェライトの表面形態はH_2O_2の触媒分解後も変化しなかった。合成したコバルトフェライトは,安定な磁性触媒としてFentonプロセスに使用できる。Copyright Qatar University and Springer Nature Switzerland AG 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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酸化物結晶の磁性  ,  セラミック・磁器の性質  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 

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