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J-GLOBAL ID：202202290672498676   整理番号：22A0475233

アセト酢酸はウシ末梢血単核細胞におけるNLRP3インフラマソーム活性化の引き金である【JST・京大機械翻訳】

Acetoacetate is a trigger of NLRP3 inflammasome activation in bovine peripheral blood mononuclear cells

著者 (9件)： Onizawa Yuri (Department of Animal Science, Tokyo University of Agriculture, Atsugi, Kanagawa 243-0034, Japan) ,  Katoh Taiga (Department of Animal Science, Tokyo University of Agriculture, Atsugi, Kanagawa 243-0034, Japan) ,  Miura Ryotaro (Department of Veterinary Medicine, Nippon Veterinary and Life Science University, Musashino, Tokyo 180-8602, Japan) ,  Konda Kunitoshi (Kanagawa Prefectural Livestock Industry Technology Center, Ebina, Kanagawa 243-0417, Japan) ,  Noguchi Tatsuo (University Farm, Tokyo University of Agriculture, Fujinomiya, Shizuoka 418-0109, Japan) ,  Iwata Hisataka (Department of Animal Science, Tokyo University of Agriculture, Atsugi, Kanagawa 243-0034, Japan) ,  Kuwayama Takehito (Department of Animal Science, Tokyo University of Agriculture, Atsugi, Kanagawa 243-0034, Japan) ,  Hamano Seizo (Artificial Insemination Association of Japan, Shinagawa, Tokyo, 135-0041, Japan) ,  Shirasuna Koumei (Department of Animal Science, Tokyo University of Agriculture, Atsugi, Kanagawa 243-0034, Japan)
資料名： Veterinary Immunology and Immunopathology  (Veterinary Immunology and Immunopathology)
巻： 244  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0140A  ISSN： 0165-2427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3またはそれ以上の育種試みに続く非妊娠である反復育種は,ウシにおける重大な生殖障害である。本研究では,メタボロームプロファイリングを用いて,反復増殖牛(RBC)と非RBCの血漿中の代謝産物を同定した。メタボロミクス分析は,ケトン体であるアセト酢酸(AcAc)がRBCsで検出されたが,非RBCsでは検出されないことを示した。対照的に,β-ヒドロキシ酪酸(BHB)はRBCと非RBCの両方で類似したレベルであった。AcAcとBHBの不均衡が異常な炎症状態,特にNLRP3インフラマソームを誘導し,これはインターロイキン(IL)-1β分泌を制御する無菌炎症を調節し,ウシの反復繁殖と関連すると仮定した。この仮説を検討するため,血液試料を,発情周期の7日目に非RBCとRBCの両方から採取した。末梢血単核細胞(PBMC)におけるIL1BのmRNA発現は,RBCsにおいて非RBCsより高かった。炎症反応に対するAcAcとBHBの効果を試験するために,血液サンプルを健康なウシから採取し,PBMCを分離した。PBMCsはAcAcとBHBで処理し,NLRP3インフラマソーム(NLRP3,ASCとカスパーゼ-1)とIL-1β分泌の複合体の活性化を調べた。AcAc処理は,PBMCにおけるNLRP3およびIL-1βのより高い蛋白質および/またはmRNA発現をもたらした。さらに,AcAcはNLRP3とASCの共局在を増加させ,カスパーゼ-1活性化を刺激し,NLRP3インフラマソームのプラットフォームの形成を示した。特異的NLRP3阻害剤MCC950の添加はAcAc刺激誘導IL-1β分泌を抑制した。AcAcの効果とは対照的に,BHB処理はAcAcおよび典型的なNLRP3インフラマソームトリガーに応答してNLRP3インフラマソームおよびIL-1β分泌の活性化を抑制した。これらの知見から,AcAcはNLRP3インフラマソーム活性化を潜在的に誘発し,IL-1β分泌をもたらし,これらの炎症反応はウシPBMCにおいてBHBにより抑制されることを示した。さらに,高レベルのIL-1βを有するAcAcとBHBの間の不均衡は,ウシにおける反復繁殖と関連する可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血漿 ,  炎症 ,  代謝産物 ,  タンパク質 ,  妊娠 ,  育種 ,  繁殖行動 ,  *インターロイキン1 ,  カスパーゼ
準シソーラス用語： インターロイキン1β ,  メタボロミクス ,  炎症反応 ,  *インフラマソーム ,  mRNA発現 ,  *末梢血単核細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： アセトアセテート ,  β-ヒドロキシ酪酸 ,  NLRP3インフラマソーム ,  繰り返し増殖牛

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： アセト酢酸 ,  ウシ ,  末梢血単核細胞 ,  NLRP3インフラマソーム ,  活性化 ,  引き金