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J-GLOBAL ID:202202290712195907   整理番号:22A1177426

癌治療後の血漿Dダイマーレベルは癌関連脳卒中患者における短期転帰と関連する【JST・京大機械翻訳】

Post-Treatment Plasma D-Dimer Levels Are Associated With Short-Term Outcomes in Patients With Cancer-Associated Stroke
著者 (17件):
資料名:
巻: 13  ページ: 868137  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7085A  ISSN: 1664-2295  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:過凝固性は,活性癌患者における虚血性脳卒中のリスク増加とその後の死亡率と関連する。本研究では,脳卒中治療後の血漿Dダイマーレベルと癌関連脳卒中患者における短期転帰との関係を検討した。方法:この後向き,観察的,多施設研究は,癌関連虚血性脳卒中の連続患者を分析した。過凝固性は,脳卒中治療の前後に血漿Dダイマーレベルによって評価した。短期転帰は,不良転帰(修正Rankinスケールスコア>3),再発性虚血性脳卒中の累積率,および入院30日後の死亡率に関して評価した。結果:患者282名のうち,135名(47.9%)は転帰不良を示した。再発性虚血性脳卒中は28人の患者(9.9%)で観察され,累積死亡率は12.4%であった。多変量解析は,治療後の血漿D-ダイマーレベル≧10μg/mlが,不良転帰(調整オッズ比[OR],9.61;95%信頼区間[CI],3.60-25.70;P<0.001)および死亡率(調整OR,9.38;95%CI,3.32-26.44;P<0.001)と独立して関連することを示した。治療前の血漿Dダイマーレベル≧10μg/mlは,これらの結果と関係していなかった。ヘパリンを投与した患者は,他の抗凝固薬で治療した患者よりも高い治療前血漿Dダイマーレベルを有していた。ヘパリンは,出血性イベントの発生の増加なしに,治療前から治療後のDダイマーレベルの有意な低下を生じた。結論:脳卒中治療後の高血漿Dダイマーレベルは,癌関連脳卒中患者における短期転帰不良と関連していた。Dダイマーレベルを低下させる抗凝固剤の使用は,これらの患者における短期転帰を改善する可能性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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神経系の疾患  ,  応急処置 
引用文献 (32件):
  • Chen PC, Muo CH, Lee YT Yu YH, Sung FC. Lung cancer and incidence of stroke: a population-based cohort study. Stroke. (2011) 42:3034-9. doi: 10.1161/STROKEAHA.111.615534
  • Zoller B, Ji J, Sundquist J, Sundquist K. Risk of haemorrhagic and ischaemic stroke in patients with cancer: a nationwide follow-up study from Sweden. Eur J Cancer. (2012) 48:1875-83. doi: 10.1016/j.ejca.2012.01.005
  • Navi BB, Reiner AS, Kamel H, Iadecola C, Elkind MS, Panageas KS, et al. Association between incident cancer and subsequent stroke. Ann Neurol. (2015) 77:291-300. doi: 10.1002/ana.24325
  • Navi BB, Howard G, Howard VJ, Zhao H, Judd SE, Elkind MSV, et al. New diagnosis of cancer and the risk of subsequent cerebrovascular events. Neurology. (2018) 90:e2025-33. doi: 10.1212/WNL.0000000000005636
  • Jang HS, Choi J, Shin J, Chung JW, Bang OY, Kim GM, et al. The long-term effect of cancer on incident stroke: a nationwide population-based cohort study in Korea. Front Neurol. (2019) 10:52. doi: 10.3389/fneur.2019.00052
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