文献

J-GLOBAL ID：202202290817189010   整理番号：22A0494288

進行性骨再生のための骨階層構造により示唆されたコラーゲンベースバイオ複合材料:進行中の研究と展望【JST・京大機械翻訳】

Collagen-based biocomposites inspired by bone hierarchical structures for advanced bone regeneration: ongoing research and perspectives

著者 (6件)： Qin Di (College of Marine Life Science, Ocean University of China, Qingdao, 266003, P.R. China. [e-mail] [e-mail]) ,  Wang Na ,  You Xin-Guo ,  Zhang An-Di ,  Chen Xi-Guang ,  Liu Ya
資料名： Biomaterials Science  (Biomaterials Science)
巻： 10  号： 2  ページ： 318-353  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2460A  ISSN： 2047-4849  CODEN： BSICCH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨は,マトリックス,細胞,および階層構造を有する生物活性因子から成る硬接続組織であり,マトリックスは主にI型コラーゲンとヒドロキシアパタイトから成る。コラーゲンにより集合したコラーゲン線維は,石灰化のための鋳型であり,骨形成および骨リモデリング過程に重要な寄与をする。したがって,コラーゲンは骨/軟骨欠損再生のために広く臨床使用されている。しかしながら,コラーゲン足場またはスポンジのような純粋なコラーゲンインプラントは,それらの悪い機械的性質および骨誘導性のため,骨/軟骨再生過程に限界がある。天然/人工ポリマーまたは生物活性無機物質を組み込むことにより調製したコラーゲン系複合材料の異なる形は,それらの相互接続した多孔質構造および細胞接着の促進により特徴付けられ,一方,それらはコラーゲンマトリックスの機械的強度,構造安定性および骨形成活性を改善する。本レビューでは,天然/合成ポリマー,生物活性セラミックおよびコラーゲンと配合した炭素系材料により調製した足場,スポンジ,ミクロスフェア/ナノ粒子,フィルムおよびマイクロファイバ/ナノ繊維のような,コラーゲンに基づくバイオコンポジットの様々な形態をレビューした。さらに,血管新生および骨/軟骨組織再生のためのサイトカイン,細胞または薬物(遺伝子,蛋白質,ペプチドおよび化学合成)デリバリープラットフォームとしてのコラーゲンベースのバイオ複合材料の応用についても議論した。最後に,将来の骨/軟骨組織再生におけるコラーゲンベースのバイオ複合材料の潜在的な応用,研究および開発方向について論じた。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 機械的性質 ,  セラミック ,  ペプチド ,  骨形成 ,  *コラーゲン ,  石灰化 ,  生物活性 ,  細胞接着 ,  ヒドロキシアパタイト ,  サイトカイン ,  ナノファイバ ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： *骨再生 ,  スポンジ ,  *バイオ複合材料 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 骨再生 ,  骨 ,  階層構造 ,  コラーゲン ,  バイオ複合材料 ,  研究 ,  展望