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J-GLOBAL ID:202202290971576686   整理番号:22A1178447

二倍体および三倍体雑種ポプラ家族における木材および繊維形質に及ぼす倍数性,および遺伝子型の影響の分離【JST・京大機械翻訳】

Disaggregation of Ploidy, Gender, and Genotype Effects on Wood and Fiber Traits in a Diploid and Triploid Hybrid Poplar Family
著者 (18件):
資料名:
巻: 13  ページ: 866296  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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片側性倍数体化に基づく三倍体育種は,エリート品種における雑種強勢と倍数性活力を統合することができるPopulusの遺伝的改良のための効果的アプローチである。しかし,同じ交差組合せを有する非選択異質三倍体の表現型分岐は,あまり理解されておらず,表現型変異に対する倍数性,および遺伝子型効果の寄与はまだ不明である。本研究では,基本密度(BD),リグニン含有量(LC),繊維長(FL),繊維幅(FW)および繊維長/幅(FL/W)を含む木材および繊維形質を,(Populus pseudo-simonii×P.nigra Zheyin3#’)×P.× beijingensisのフルシブ2倍体および三倍体雑種を含む10年クローン試験に基づいて測定し,これらの形質の変化に対する倍数性,および遺伝子型効果の寄与を,三倍体育種の我々の理解を強化するために分解した。遺伝子型間で測定した全ての形質に対して有意な表現型変異を見出した。ここで研究した全ての木材および繊維形質は,高い繰り返し性(0.55~0.76)で強いクローン応答を受けた。最良の線形不偏性予測子(BLUPs)に基づくピアソン相関分析は,BDがFLと有意に正に相関し(r=0.65,p=0.030),BDが三倍体育種の間にFLと共に改良できることを示唆した。三倍体のFLは二倍体のそれより有意に大きく(p<0.001),倍数性はFL形質の変化に強く影響することを示唆した。メスとオスの違いは,どの測定形質でも有意ではなく,性別がこれらの形質の変化の主要因子ではないことを意味した。分散成分の更なる分析は,遺伝子型がBD,LCおよびFW形質の変化に主に寄与し(それぞれ54,62および53%寄与),倍数性はFLおよびFL/W(それぞれ77および50%)の変動に強く寄与したことを示した。各形質に対する三倍体の変動係数(CV_G)は低く,選抜のために多くの三倍体を生産すること,または親として異なるPopulus種を使用することが必要であることを示唆した。著者らの知見は,完全シブポプラ科内の木材および繊維形質に及ぼす倍数性,および遺伝子型の遺伝的影響への新たな洞察を提供し,Populusの三倍体育種プログラムの理解を強化した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  作物の品種改良 
引用文献 (50件):
  • Bannoud F., Bellini C. (2021). Adventitious rooting in Populus species: update and perspectives. Front. Plant Sci. 12:668837. doi: 10.3389/fpls.2021.668837
  • Bon P. V., Harwood C. E., Chi N. Q., Thinh H. H., Kien N. D. (2020). Comparing wood density, heartwood proportion and bark thickness of diploid and triploid Acacia hybrid clones in Vietnam. J. Trop. For Sci. 32 206-216. doi: 10.26525/jtfs32.2.206
  • De Storme N., Mason A. (2014). Plant speciation through chromosome instability and ploidy change: Cellular mechanisms, molecular factors and evolutionary relevance. Curr. Plant Biol. 1 10-33. doi: 10.1016/j.cpb.2014.09.002
  • DeBell D. S., Singleton R., Harrington C. A., Gartner B. L. (2002). Wood density and fiber length in young Populus stems: relation to clone, age growth rate, and pruning. Wood Fiber Sci. 34 529-539. doi: 10.1016/j.cpb.2014.09.002
  • Dhawan O. P., Lavania U. C. (1996). Enhancing the productivity of secondary metabolites via induced polyploidy: a review. Euphytica 87 81-89. doi: 10.1186/s43141-020-00109-8
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