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J-GLOBAL ID:202202291108879491   整理番号:22A0949614

グローバルREACH 2018:動脈内ビタミンCは高高度でヒトにおいて内皮依存性血管拡張機能を改善する【JST・京大機械翻訳】

GLOBAL REACH 2018: intra-arterial vitamin C improves endothelial-dependent vasodilatory function in humans at high altitude
著者 (8件):
資料名:
巻: 600  号:ページ: 1373-1383  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0587A  ISSN: 0022-3751  CODEN: JPHYA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高高度誘導低酸素血症はしばしば末梢血管機能不全と関連する。しかし,高高度血管障害の根底にある基本的機構は不明である。本研究では,酸化ストレスが早期順化時の内皮機能の障害に寄与するという仮説を検証した。10人の若い健康な低地を海水準(344m)で試験し,高標高(4300m)で4~6日間追跡した。血管内皮機能は,歪ゲージ静脈閉塞プレチスモグラフィーで測定した前腕血流(FBF)による分離潅流前腕法を用いて測定した。FBFは,アセチルコリン(ACh),ニトロプルシドナトリウム(SNP),およびAChと抗酸化剤ビタミンC(ACh+VitC)との同時注入に応じて定量された。AChに対する全FBF応答(曲線下面積)は,海面より高地で~30%低かった(P=0.048)。高標高(P=0.860)でのSNPに対する応答に差はなかった。海面では,ACh+VitCの共注入はFBF用量反応に影響しなかった(P=0.268);しかし,高高度ACh+VitCでは,約20%(P=0.019)のFBF線量応答の平均増加をもたらした。高高度では,AChに対するFBF応答の低下およびACh+VitCに反応したFBFの増加は,動脈低酸素血症の大きさと関係した(それぞれ,R2=0.60,P=0.008およびR2=0.63,P=0.006)。まとめると,これらのデータは,高高度での血管内皮機能の障害が,低酸素血症の大きさの結果である酸化ストレスに部分的に起因しているという仮説を支持する。これらのデータは,高高度関連血管機能障害の病因を理解する上で重要な意味を持つ,高高度体節への血管(mal)適応の基礎的理解を拡張する。KEY POINTS:血管機能障害は,高地(>4000m)の低地で実証されている。しかし,障害の程度と寄与機構の描写は不明のままである。金標準分離潅流前腕モデルを用い,4300mの急速上昇後と4~6日後の健康な低地における寄与機構として血管拡張機能障害と酸化ストレスの程度を決定した。高高度でのアセチルコリンに対する総前腕血流応答は~30%減少した。酸化防止剤ビタミンCとアセチルコリンの共注入は,総前腕血流を20%まで部分的に回復した。前腕血流減少の大きさおよび酸化ストレスの影響は,低酸素血症の個々の重症度と正に相関した。これらのデータは,内皮媒介血管拡張機能における高高度関連変化の病因を理解する上で重要な意味を持つ,高高度体節への血管(mal)適応の基本的理解を拡張する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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循環系の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  血管系  ,  循環系の疾患 
物質索引 (1件):
物質索引
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