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J-GLOBAL ID:202202291210768256   整理番号:22A0159238

ベトナムの2つの主な都市域における包括的揮発性有機化合物測定とそれらの地表オゾン形成への影響【JST・京大機械翻訳】

Comprehensive volatile organic compound measurements and their implications for ground-level ozone formation in the two main urban areas of Vietnam
著者 (14件):
資料名:
巻: 269  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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揮発性有機化合物(VOCs)と酸素化VOCs(OVOCs)を,ベトナムの2つの最大と最も人口の多い都市であるHo Chi Minh市(HCMC)とHanoiで測定した。本研究の目的は,地上レベルのオゾン形成におけるVOC大気組成とそれらの役割をより良く理解することである。HCMCとHanoi(春)における種々の季節(乾燥と雨)の間,多数の機器を用いて,広範囲のVOCsと他の汚染物質のオンライン測定を行った。結果は,ハノイにおける全測定VOCsの平均混合比が80.8±40.7ppb(平均±標準偏差)であり,HCMCにおける雨季(75.2±44.8ppb)で観察されたものと類似していることを示した。Hanoiキャンペーンと一致するHCMCにおける乾季キャンペーンの間,全VOCは約50%低く(40.7±19.5ppb),主に増加した惑星境界層(PBL)高さと卓越風の方向の結果であった。両都市におけるVOCプロファイルはアルカン(31~35%)とOVOCs(27~33%)によって支配され,アルケン(13~17%)と芳香族化合物(12~19%)の比率は同等であった。ほとんどのVOC種(イソプレンを除く)の日変化の類似性は,自動車燃焼トレーサ(アセチレンとCO)で観察されるように,朝(7:00~8:00a.m.)と夕方(18:00p.m.)のラッシュ時間の間に2つの明確なピークを持つ両都市で見られた。対VOCs,すなわちi/n-ペンタンとトルエン/ベンゼンの環境比の比較が,オートバイ排気,路側とガソリンサンプルで報告されたそれらとは,オートバイ関連排出がVOC汚染への主要な寄与者であることを示した。プロピレン等価濃度(PE濃度)と最大増分反応性(MIR)法に従って,アルケンと芳香族化合物が,反応性とオゾンポテンシャル形成への主な寄与因子であった。さらに,VOC種の初期混合比を光化学年代法に基づいて推定した。消費VOCs(初期VOCsマイナス測定VOCs)は地上レベルオゾンと類似の変動傾向を有し,HCMCで良好な相関が観察された。対照的に,この結果は,比較的高いレベルのPE濃度及びMIRにもかかわらず,ハノイでは見られなかった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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気圏環境汚染  ,  有害ガス調査測定 
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