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J-GLOBAL ID:202202291449769705   整理番号:22A1027835

テネイシンは脱髄のex vivo小脳外植モデルにおける再ミエリン化を妨害する【JST・京大機械翻訳】

Tenascins Interfere With Remyelination in an Ex Vivo Cerebellar Explant Model of Demyelination
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  ページ: 819967  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7062A  ISSN: 2296-634X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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オリゴデンドロサイトはミエリン膜を形成し,それにより軸索の絶縁と活動電位の迅速な伝導を確保する。多発性硬化症のような疾患は脳機能に対するこのグリア細胞集団の重要性を強調する。成体脳では,オリゴデンドロサイトへの損傷後の効率的な再ミエリン化が損なわれる。ミエリン化は,オリゴデンドロサイト前駆体細胞(OPC)の増殖,移動および適切な統合により特徴づけられる。これらのプロセスは,細胞外マトリックス(ECM)の蛋白質によって制御される他者である。顕著な代表的ECM分子として,テナシン-C(Tnc)はOPCの移動と分化に阻害効果を発揮する。構造的に類似したパラログテナシン-R(Tnr)はオリゴデンドロサイトの分化を促進することが知られている。小脳スライス培養のリゾレシチン誘導脱髄のモデルは,再ミエリン化過程の分析のための重要なツールである。Tnc-/-およびTnr-/-マウス系統のex vivo小脳外植片培養は,リゾレシチンへの曝露により厚いミエリン膜を形成することにより,再ミエリン化の増強を示した。脱髄した野生型対照培養を精製TncまたはTnr蛋白質に曝露した場合,再ミエリン化に対するテナシンの阻害効果を確認した。そのアプローチにおいて,再ミエリン化効率は,添加したECM分子濃度の増加に伴って用量依存的に減少した。複雑なin vivo環境における潜在的役割を調べるために,SV129,Tnc-/-,およびTnr-/-マウスにおけるクプリゾン中止後の再ミエリン化挙動を分析するために,クプリゾンに基づく急性脱髄を成功裏に確立した。さらに,クプリゾンの免疫組織化学により,OPCの分化を阻害するコンドロイチン硫酸プロテオグリカンの発現をモデル化した。結論として,ミエリン膜形成に対するTncとTnrの阻害特性はex vivoアプローチを用いて実証できた。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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神経の基礎医学  ,  細胞生理一般  ,  神経系の疾患 
物質索引 (1件):
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引用文献 (88件):
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