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J-GLOBAL ID：202202291460776104   整理番号：22A0493896

ortho-ベンザイン+アセチレン反応におけるフェニルアセチレンとベンゾシクロブタジエンの生成【JST・京大機械翻訳】

Formation of phenylacetylene and benzocyclobutadiene in the ortho-benzyne + acetylene reaction

著者 (7件)： McCabe Morgan N. (Laboratory for Astrophysics, Leiden Observatory, Leiden University, PO Box 9513, 2300 RA Leiden, The Netherlands. [e-mail]) ,  Hemberger Patrick ,  Campisi Dario ,  Broxterman Jeger C. ,  Reusch Engelbert ,  Bodi Andras ,  Bouwman Jordy
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 24  号： 3  ページ： 1869-1876  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オルト-ベンゾインは多環芳香族炭化水素生成のための潜在的に重要な前駆体であるが,その化学についてはまだ知られていない。本研究では,o-ベンゾイン+アセチレン反応の組合せ実験と理論研究を報告し,二重イメージング閾値光電子光イオン同時計数分光法を用いて,異性体特異性を有する反応生成物を調べた。光イオン質量選択閾値光電子スペクトル,Franck-Condonシミュレーション,およびイオン化断面積計算に基づいて,フェニルアセチレンとベンゾシクロブタジエン(PA:BCBジエン)が,それぞれ,温度1050K,圧力~20mbarで,熱分解マイクロリアクタ中で,2:1の非平衡比で生成したと結論した。C_8H_6ポテンシャルエネルギー面(PES)を調べ,反応生成物の形成を合理化した。種々のC_8H_6反応性中間体の開殻一重項(OSS)特性を考慮することにより,以前に未同定の経路を見出した。PESデータに基づいて,速度モデルを構築して,2つの生成物の平衡存在量を推定した。OSS中間体およびo-ベンゾイン+アセチレン反応で生成した生成物に焦点を当てた反応機構への新しい洞察は,燃焼環境における芳香族炭化水素の生成および炭素リッチ星の流出におけるo-ベンゾインの反応性の理解のより大きなレベルを提供する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *イオン ,  同時計数 ,  シミュレーション ,  熱分解 ,  一重項 ,  非平衡状態 ,  芳香族炭化水素 ,  画像処理 ,  反応機構 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  反応生成物 ,  光電子 ,  中間体 ,  アセチレン化合物

分類 (5件)： 光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  芳香族単環炭化水素  (CF05020W) ,  無触媒気相反応  (CB06050Y) ,  アルキン  (CF03040E) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (2件)： フェニルアセチレン ,  ベンゾシクロブテン

タイトルに関連する用語 (3件)： アセチレン ,  フェニルアセチレン ,  ベンゾシクロブタジエン