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J-GLOBAL ID：202202291481737394   整理番号：22A0607294

時分割中性子小角散乱と中性子スピンエコー法を用いたトポロジカル磁気秩序の研究

Studies on topological magnetic orders by time-resolved small-angle neutron scattering and neutron spin echo

著者 (1件)： 中島多朗 (東大 物性研)
資料名： 日本磁気学会研究会資料  (Bulletin of Topical Symposium of the Magnetics Society of Japan)
巻： 236th  ページ： 9-12  発行年： 2022年02月09日 
JST資料番号： Z0979A  ISSN： 1882-2940  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・磁気スキルミオンは,磁性体中の渦状のスピン構造で,強磁性体中のトポロジカル欠陥と考えられ,粒子のような振る舞いをすることを説明。
・中性子散乱は,磁気スキルミオンが格子状に結晶化したときの状態を調べるのに最も適した手法の一つで,中性子小角散乱により格子の配向や周期などの静的な性質の解明に有用であることを指摘。
・スキルミオン内のダイナミクス,準安定性,スピン配列などを調べるのに適した時間分解中性子小角散乱,中性子共鳴スピンエコー,偏光中性子小角散乱の技術を紹介。

シソーラス用語： *スキルミオン ,  磁性体 ,  *渦 ,  強磁性体 ,  *中性子散乱 ,  結晶化 ,  小角中性子散乱 ,  スピンエコー ,  磁気構造 ,  交換相互作用 ,  磁束格子 ,  三角格子
準シソーラス用語： スピン構造 ,  *トポロジカル欠陥 ,  *磁化分布 ,  磁気スキルミオン ,  準安定性 ,  *中性子小角散乱

分類 (2件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  中性子回折法  (BK01060A)

引用文献 (8件)：

• S. Muhlbauer, B. Binz, F. Jonietz, C. Pfleiderer, A. Rosch, A. Neubauer, R. Georgii, and P. B oni, Science 323, 915 (2009).
• X. Z. Yu, Y. Onose, N. Kanazawa, J. H. Park, J. H. Han, Y. Matsui, N. Nagaosa, and Y. Tokura, Nature 465, 901 (2010).
• A. Neubauer, C. Pfleiderer, B. Binz, A. Rosch, R. Ritz, P. G. Niklowitz, and P. Böni, Phys. Rev. Lett. 102, 186602 (2009).
• N. Kanazawa, Y. Onose, T. Arima, D. Okuyama, K. Ohoyama, S. Wakimoto, K. Kakurai, S. Ishiwata, and Y. Tokura, Phys. Rev. Lett. 106, 156603 (2011).
• H. Oike, A. Kikkawa, N. Kanazawa, Y. Taguchi, M. Kawasaki, Y. Tokura, and F. Kagawa, Nat. Phys. 12, 62 (2015).

タイトルに関連する用語 (4件)： 時分割 ,  中性子小角散乱 ,  磁気秩序 ,  研究