文献

J-GLOBAL ID：202202291606737432   整理番号：22A0707250

ポリベンズイミダゾールおよびカーボンナノチューブに基づくナノ複合材料膜の熱電および光熱特性【JST・京大機械翻訳】

Thermoelectric and Photothermoelectric Properties of Nanocomposite Films Based on Polybenzimidazole and Carbon Nanotubes

著者 (3件)： Park Jinho (Department of Applied Organic Materials Engineering, Chungnam National University, Republic of Korea) ,  Park Jinho (Functional Composite Material Research Center, Korea Automotive Technology Institute, Republic of Korea) ,  Jeong Young Gyu (Department of Applied Organic Materials Engineering, Chungnam National University, Republic of Korea)
資料名： ACS Applied Electronic Materials  (ACS Applied Electronic Materials)
巻： 4  号： 1  ページ： 386-393  発行年： 2022年 
JST資料番号： W5669A  ISSN： 2637-6113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,1~20wt%多層カーボンナノチューブ(MWCNT)負荷を有するポリベンズイミダゾール(PBI)系ナノ複合膜の熱電および光熱電特性を報告し,これは容易な溶液キャスティング法により製造される。両膜末端間の40Kまでの温度差で行った熱電キャラクタリゼーションは,ナノ複合材料膜のSeebeck係数が1から20wt%のMWCNT含有量の増加とともに,29から~36μV/Kに増加し,熱電電流発生効率が1wt%MWCNTで1nA/Kから20wt%MWCNTで約84nA/Kに10wt%MWCNTで~84nA/Kまで変化することを明らかにした。ナノ複合材料膜と銀電極の間の界面での可視光照明は,MWCNT含有量と可視光波長に依存する,温度増加(ΔT_PT),電圧発生(V_PTE),および電流発生(A_PTE)に関して優れた光熱電性能を誘導した。例えば,10wt%のMWCNTを有するPBIナノ複合膜は,約33°CのΔT_PT,~267μVのV_PTE,および膜と電極の間の界面で8.87W/cm2の出力密度の可視光照明の下で234nAのA_PTEを達成できる。PBI/MWCNTナノ複合膜のこの優れた光熱電性能は,可視光と熱からのエネルギーハーベスティングとセンシングの先進用途のための潜在的材料を可能にする。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  波長 ,  *ポリベンゾイミダゾール ,  電流発生 ,  可視光 ,  エネルギー変換 ,  電気特性 ,  *熱特性 ,  輸送係数 ,  複合膜 ,  ナノ構造 ,  *カーボンナノチューブ ,  多層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： Seebeck係数 ,  温度差 ,  銀電極 ,  出力密度 ,  エネルギーハーベスティング ,  熱電特性 ,  ナノ複合膜 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ポリベンゾイミダゾール ,  カーボンナノチューブ ,  ナノ複合材料 ,  熱電特性 ,  光熱電特性

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリベンズイミダゾール ,  カーボンナノチューブ ,  複合材料膜 ,  熱特性