文献

J-GLOBAL ID：202202291635265861   整理番号：22A0612216

神奈川県における最近6年間の酸性雨の状況(2015年4月~2021年3月)

Observational study of the last six years of acid rain in Kanagawa (2015.4-2021.3)

著者 (3件)： 川原一成 (神奈川県環境科セ) ,  浜邉一弥 (神奈川県環境科セ) ,  代田寧 (神奈川県環境科セ)
資料名： 神奈川県環境科学センター研究報告(Web)  (Bulletin of Kanagawa Environmental Research Center (Web))
号： 44  ページ： 20-25 (WEB ONLY)  発行年： 2022年01月 
JST資料番号： U0375A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・神奈川県が観測した雨水のpHや含有する各種イオンの状況について,2015年4月から2021年3月までの6か年分を報告。
・調査地点,採取及び分析方法について説明。
・総イオン成分濃度と海塩由来成分,非海塩性由来イオン成分濃度と降水量について調査結果及び考察を論述。
・pHと非海塩性由来イオン成分濃度,非海塩性由来イオン成分沈着量について調査結果及び考察を論述。
・最6近年間で,雨水のpHは中性に向かって上昇の傾向を示すこと,各種イオンについても沈着量は減少の傾向となったことなどが判明。

シソーラス用語： 神奈川県 ,  *酸性雨 ,  雨水 ,  *水素イオン濃度 ,  イオン濃度 ,  試料採取 ,  塩 ,  海水 ,  経時変化 ,  降水量 ,  変動 ,  *イオン ,  *成分 ,  化学組成 ,  化学的性質 ,  沈着
準シソーラス用語： *イオン成分 ,  *雨水pH ,  海塩 ,  降水量変動 ,  中性

分類 (3件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X) ,  水文学一般  (DC07010R)

引用文献 (10件)：

• 十河孝夫・池田佳代・岡敬一:県内における酸性雨イオン成分の変遷,神奈川県環境科学センター研究報告, 38, 27-33(2015)
• 気象庁:過去の気象データ検索,http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php(参照;2021.9)
• 環境省:湿性沈着モニタリング手引き書(第2版)(2001)
• 藤田慎一・三浦和彦・大河内博・速水洋・松田和秀・櫻井達也:越境大気汚染の物理と化学,227, 成山堂書店(2014)
• 気象庁:報道発表資料,https://www.jma.go.jp/jma/press/2009/01a/tenko2008.html(参照;2021.9)

タイトルに関連する用語 (3件)： 神奈川 ,  酸性雨 ,  状況