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J-GLOBAL ID:202202291856455925   整理番号:22A0625933

キシラナーゼ産生真菌株のバイオプロスペクティング:多遺伝子座系統発生分析と酵素活性プロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Bioprospecting of xylanase producing fungal strains: Multilocus phylogenetic analysis and enzyme activity profiling
著者 (4件):
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巻: 62  号:ページ: 150-161  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0359A  ISSN: 0233-111X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,植物分解物質を含む土壌と野菜廃棄物から分離した潜在的キシラナーゼ生産固有菌類を調べ,選択的菌株からの多遺伝子座系統発生分析とキシラナーゼ酵素活性を報告した。4つの潜在的キシラン分解性菌類を,試料から得られた294の分離株の異なる一次および二次スクリーニングを通して同定した。形態学的特性化と多遺伝子分析(ITS rDNA,18S rDNA,LSU rDNA,β-チューブリン,およびアクチン遺伝子)は,Aspergillus sp.AUMS56,Aspergillus tubeensis AUMS60,およびAUMS64,およびAspergillus fumigatus AUKEMS24と確認された。粗キシラナーゼ活性(トウモロコシ穂軸を用いた浸漬発酵による)は,それぞれ18.9,32.29,30.68および15.82U ml-1であった。AUMS60とAUMS64(A.tubeensisとAspergillus nigerとの系統群)は,それぞれ,pHが6.0で,60°Cで最大活性を示す,単一キシラナーゼ(Xyn60;36kDa)と多重キシラナーゼ(Xyn64AとXyn64B;33.4と19.8kDa)を分泌した。これらの酵素は40°C(120時間)で高度に安定であり,50°Cで70%以上の活性を保持し,pH5~6(72時間インキュベーション)で維持された。本分析は,これらの酵素がエンドキシラナーゼであり,15分以内に基質加水分解を示し,AUMS60とAUMS64からキシラナーゼの最大効率がそれぞれ51.1%(13時間)と52.2%(24時間)糖化を達成することを示唆した。また,それらは種々のカチオンで強化された触媒活性を示した。キシラン加水分解に関する調査に基づき,これらのキシラナーゼはリグノセルロースの糖化強化のためのバイオ触媒カクテル(特許ファイル数:IN E1/38213/2020-DEL)として働いている実際の可能性を持つので,重要な工業的応用を見出すことができると信じる。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物酵素の生産 

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