文献
J-GLOBAL ID:202202292082470711   整理番号:22A0469657

強誘電体の非整合スピン結晶

Ferroelectric incommensurate spin crystals
著者 (12件):
資料名:
巻: 602  号: 7896  ページ: 240-244  発行年: 2022年02月10日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フェロイクス,特に強磁性体では,特定の電気的境界条件や機械的境界条件を与えると,磁気渦やスキルミオンなどの複雑なトポロジカルスピン構造が形成されることがある。電気双極子に基づく単純な渦状トポロジカル構造は,特別に作製された強誘電体系,特にPbTiO3/SrTiO3などの強誘電体-絶縁体超格子において観測されており,この材料はその後,脱分極場が大きいことからモデル系となることが示されている。ジャロシンスキー-守谷相互作用(DMi)によって駆動される規則正しい磁気スピン格子に対応する電気双極子の系は,これまで実験的に観測されていない。今回我々は,SrRuO3電極に挟まれたPbTiO3エピタキシャル単層においてドメイン構造を調べた。そして,ドーナツ状のコアに沿った第二の秩序化によって変調される,時計回りと反時計回りの周期的な強誘電渦を観測した。その結果生じたトポロジーは,計算で裏付けられるように,2つの直交する周期的変調を有する迷路状パターンであり,これらの変調が形成する非整合極性結晶によって,強磁性体材料で最近発見された非整合スピン結晶に類似した強誘電体の非整合スピン結晶が得られた。今回の知見は,強磁性体と強誘電体のトポロジー間の境界をさらに曖昧にし,DMiによって駆動される磁性相に対応するさらなる電気的な相を実験的に実現する道筋を明確にするものである。Copyright Nature Japan KK 2022
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
強誘電体,反強誘電体,強弾性  ,  その他の無機化合物の電気伝導  ,  酸化物結晶の磁性  ,  その他の無機化合物の磁性 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る