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J-GLOBAL ID:202202292770778195   整理番号:22A1029361

ルキソリチニブを受ける骨髄増殖性腫瘍患者におけるBNT162b2ワクチンの第2用量後の抗体応答障害【JST・京大機械翻訳】

Impaired Antibody Response Following the Second Dose of the BNT162b2 Vaccine in Patients With Myeloproliferative Neoplasms Receiving Ruxolitinib
著者 (12件):
資料名:
巻:ページ: 826537  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7079A  ISSN: 2296-858X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:骨髄増殖性新生物(MPN)患者における重症急性呼吸器コロナウイルス2(SARS-CoV-2)ワクチン接種に対する抗体反応に対するリキソリチニブの効果に関するデータは不足している。著者らは,MPN患者におけるBNT162b2(Pfizer-BioNTech)ワクチンの2回目の投与後の抗スパイク受容体結合ドメイン抗体(抗SAb)レベルを前向きに評価した。MPN患者合計74名およびワクチン接種を受けた81名の健常対照者を本研究に登録した。MPN患者の内,27%はワクチン接種時にルキソリチニブを受けた。特に,リクスリチニブを受けているMPN患者は,リクスリチニブを受けなかった患者(p<0.001)より30倍低い中央値抗S Abレベルを有していた。さらに,リクスリチニブを受けないMPN患者における抗S Abレベルは,健常対照者よりも有意に低かった(p<0.001)。症候性感染の予防と相関することが示されている臨床的保護力価に関しては,リクスリチニブを受けているMPN患者の10%のみが保護値を有した。単変量解析は,リキソリチニブ,骨髄線維症,および診断からワクチン接種までのより長い時間が,保護値(それぞれp=0.001,0.021,および0.019)の達成に有意に負の影響を及ぼすことを明らかにした。サブグループ分析において,CD3+とCD4+リンパ球のより低い数は,保護値を得る低い確率と有意に相関していた(それぞれp=0.011と0.001)。結論として,著者らの結果は,MPN患者において,リクスリチニブ誘導障害ワクチン応答およびブースター免疫の必要性を強調する。さらに,T細胞媒介免疫は,MPN患者におけるSARS-CoV-2ワクチン応答において重要な役割を持つ可能性があるが,更なる研究が必要である。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用 
引用文献 (21件):
  • Barbui T, Vannucchi AM, Alvarez-Larran A, Iurlo A, Masciulli A, Carobbio A, et al. High mortality rate in COVID-19 patients with myeloproliferative neoplasms after abrupt withdrawal of ruxolitinib. Leukemia. (2021) 35:485-93. doi: 10.1038/s41375-021-01187-4
  • Herzog Tzarfati K, Gutwein O, Apel A, Rahimi-Levene N, Sadovnik M, Harel L, et al. BNT162b2 COVID-19 vaccine is significantly less effective in patients with hematologic malignancies. Am J Hematol. (2021) 96:1195-203. doi: 10.1002/ajh.26284
  • Maneikis K, Šablauskas K, Ringelevičiute U, Vaitekenaite V, Cekauskiene R, KryŽauskaite L, et al. Immunogenicity of the BNT162b2 COVID-19 mRNA vaccine and early clinical outcomes in patients with haematological malignancies in Lithuania: a national prospective cohort study. Lancet Haematol. (2021) 8:e583-e92. doi: 10.1016/S2352-3026(21)00169-1
  • Elli EM, Baratè C, Mendicino F, Palandri F, Palumbo GA. Mechanisms underlying the anti-inflammatory and immunosuppressive activity of ruxolitinib. Front Oncol. (2019) 9:1186. doi: 10.3389/fonc.2019.01186
  • Heine A, Held SA, Daecke SN, Wallner S, Yajnanarayana SP, Kurts C, et al. The JAK-inhibitor ruxolitinib impairs dendritic cell function in vitro and in vivo. Blood. (2013) 122:1192-202. doi: 10.1182/blood-2013-03-484642
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