文献
J-GLOBAL ID:202202292974313612   整理番号:22A0429514

生物試料中の脂質異性体を同定するための多波長可視光誘起[2+2]環状付加【JST・京大機械翻訳】

Multi-wavelength visible-light induced [2+2] cycloaddition for identification of lipid isomers in biological samples
著者 (8件):
資料名:
巻: 1662  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
紫外線(UV)光触媒Paterno-Buechi(PB)反応を効率的な脂質C=C二重結合(DB)誘導体化戦略として開発し,タンデム質量分析(MS/MS)と組み合わせた不飽和脂質中のC=C結合の位置を正確に帰属できた。これに触発されて,ここでは,脂質C=C位置異性体を同定するために,ESI-MS/MSおよびMALDI-MS/MSと組み合わせた新規可視光誘起[2+2]環状付加反応を提案した。ベンゾ[g]イソキノリン-5,10-ジオン(BIQD)と6,9-ジフルオロベンゾ[g]イソキノリン-5,10-ジオン(DF-BIQD)を,254nmのUV光照射の下でC=C結合と反応するだけでなく,また405nmの可視光と>400nmのコンパクトな蛍光ランプ可視光の照射下で,脂質C=C結合と迅速に結合できる新しいタイプの[2+2]環状付加試薬として開発した。コンパクトな蛍光ランプ光の下で2分間照射することによって,高い環状付加反応変換効率を達成できる。さらに,著者らは,コンパクトな蛍光ランプに現れる437nm,489nm,545nm,581nm,および613nm単色光が,DF-BIQDと不飽和脂質の間の[2+2]環状付加反応を個々に誘導できることを発見した。この方法を用いて,ラット心臓,脳,肺,脾臓,胸腺,腎臓,肝臓および血漿における脂質DB-位置異性体の発現が大いに変化することを見出した。ラット心臓におけるFA-18:1(Δ9)の相対含有量はFA-18:1(Δ11)の1.49倍であり,一方,ラット血漿中のFA-18:1(Δ9)の相対含有量はFA-18:1(Δ11)の5.20倍であった。上記の結果は,可視光誘起[2+2]環状付加と構造リピドミック研究に対する光触媒試薬の開発への新しい洞察を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析 

前のページに戻る