文献

J-GLOBAL ID：202202296382850837   整理番号：22A1066922

国内外におけるシェアードスペースの取り組み

Efforts to Apply Shared Space Overseas and in Japan

著者 (1件)： 小嶋文 (埼玉大学大学院理工学研究科)
資料名： IATSS Review (International Association of Traffic and Safety Sciences)  (IATSS Review (International Association of Traffic and Safety Sciences))
巻： 46  号： 3  ページ： 203-210(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： Z0999A  ISSN： 0386-1104  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道路では,限られた空間をさまざまな主体が共有しなければならないという難問に,これまでさまざまな関係者が頭を悩ませ,知恵を絞ってきた。近年では新たなモビリティの登場もあり,共有の仕方をさらに考えるべき時期が来ている。本稿では,交通規則を最小限にして歩車分離を無くし,交通主体の注意力を向上させることで安全な道路を実現するという思想から始まった「シェアードスペース」の概念について,より歩行者の安全性や快適性に重きを置いた普及が進んでいるという事例を見ながら,今後の道路の共有について考える一助としたい。(著者抄録)

シソーラス用語： *道路 ,  *制御 ,  共同利用 ,  *交通政策 ,  *交通安全 ,  交通規制 ,  *歩行者 ,  自動車 ,  自転車
準シソーラス用語： シェアードスペース ,  *シェアコントロール ,  モビリティ【交通】

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

引用文献 (16件)：

• 1) C. ブキャナン(八十島義之介・井上孝 共訳)『都市の自動車交通』鹿島出版会、1965年
• 2) Appleyard, D.: Livable Streets, Univ of California Pr., 1982.
• 3) (公財)国際交通安全学会『生活道路の総合研究(プロジェクトリーダー:久保田尚)』平成21年度研究調査プロジェクト報告書、2009年
• 4) 久保田尚、高橋勝美、大口敬(編著)『読んで学ぶ交通工学・交通計画』理工図書、2010年
• 5) オランダ道路交通法: Reglement verkeersregels en verkeerstekens 1990 (RVV 1990)