抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】実世界設定における切除副腎皮質癌の結果に及ぼす術後放射線療法の影響を評価する。【方法】Surveillance,Epidemiology,およびEnd Research Plusデータベースを入手し,2010~2015年に切除された非転移性副腎皮質癌切除患者をレビューした。Kaplan-Meier推定とログランク検定を用いて,全体的および癌特異的生存に対する術後放射線療法の影響を調べた。多変量Cox回帰分析を用いて,全体的および癌特異的生存に関連する因子を調べた。【結果】合計294人の患者を,術後放射線療法を受けた60人の患者(20.4%)を含む最終分析に含めた。Kaplan-Meier推定を用いて,術後放射線療法を受けた個人は,より良好な全生存率(P=0.002)を有した。多変量cox回帰分析は,以下の因子が,より悪い全生存と関連することを示した:高齢(HR:1.01;95%CI:1.00~1.03),男性性(女性性対男性性:0.61;95%CI:0.43~0.85),および術後放射線療法の非受容(HR:2.29;95%CI:1.38~3.77)。全身治療は,全生存率の差と関係していなかった(HR:0.77;95%CI:0.54~1.10)。同様に,以下の因子は,より悪い癌特異的生存と関連していた:男性性(女性性対男性性:0.60;95%CI:0.41~0.88),術後放射線療法の非受容(HR:2.17;95%CI:1.27~3.70),および周術期全身療法(HR:0.67;95%CI:0.45~0.99)。結論:副腎皮質癌の切除後の術後放射線療法は,より良い全体的および癌特異的生存と関連する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】