文献
J-GLOBAL ID:202202297118888206   整理番号:22A0982001

胆管癌におけるFGFR4のグリコシル化は受容体プロセシングと癌シグナリングを調節する【JST・京大機械翻訳】

Glycosylation of FGFR4 in cholangiocarcinoma regulates receptor processing and cancer signaling
著者 (6件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 568-580  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
胆管癌に対する標的化治療における最近の進歩は,線維芽細胞成長因子(FGF)シグナリングを中心にしている。FGFに応答する4つの受容体チロシンキナーゼがあり,翻訳後プロセシングは各FGF受容体に対して実証されている。ここでは,FGFR4の処理および機能に対するN結合グリコシル化の役割を検討した。酵素脱グリコシル化,グリコシルトランスフェラーゼの小分子阻害,またはFGFR4における選択したアスパラギン残基の部位特異的変異誘発によりグリコシル化を変化させた。シグナル伝達は,FGFR4のカスパーゼ活性化,移動および細胞内局在を通して試験した。著者らのデータは,FGFR4が,高マンノースまたはハイブリッド型および複合体型グリカン型を有する完全長受容体に関連する優勢なバンドを有する複数のグリコフォームを有することを示す。更に,FGFR4細胞内ドメイン(R4-ICD)と名付けた,細胞内キナーゼドメインに相当する,より迅速な移動FGFR4バンドを同定した。これらのグリコフォームとR4-ICDは,ヒト胆管癌腫瘍サンプルで検出され,R4-ICDが優勢であった。酵素脱グリコシル化による無傷細胞におけるグリカンの除去は,R4-ICDへの処理増加をもたらした。オリゴサッカリルトランスフェラーゼ阻害剤であるNGI-1を用いたグリコシル化の阻害は,FGFR4の高マンノース-またはハイブリッド-および複合体-型グリカン型の両方を減少させ,プロセシングを増加し,アポトーシスに感作した。Asn-112,Asn-258,Asn-290またはAsn-311のグルタミンへの変異は,アポトーシス耐性を中程度に低下させたが,Asn-322の突然変異または他の4つのアスパラギン残基の同時変異は,FGFR4による細胞保護の喪失を引き起こした。糖変異体のいずれも癌細胞の移動を変化させなかった。最後に,Asn-112の変異は,FGFR4のゴルジへの部分的局在性を引き起こした。全体として,個々の残基でのグリコシル化の防止はFGFR4の細胞生存機能を低下させ,受容体グリコシル化はFGFR4の細胞外プロテアーゼまたは蛋白質分解感受性への接近を調節するかもしれない。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る