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J-GLOBAL ID：202202297192114223   整理番号：22A1007765

分布形態の異なるフェライト+オーステナイト二相組織を有する中Mn鋼の変形挙動

Deformation Behavior of Ferrite + Austenite Dual-Phase Medium Mn Steels with Different Phase Morphologies

著者 (4件)： 中瀬仁太 (京大 大学院工学研究科) ,  朴明験 (京大 大学院工学研究科) ,  辻伸泰 (京大 大学院工学研究科) ,  辻伸泰 (京大 ESISM)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 35  号： 1  ページ： ROMBUNNO.206  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・フェライト+オーステナイト二相組織の中Mn鋼で,オーステナイトの分布形態を変えて力学的特性を調べると共に,組織制御による力学的特性向上の可能性を調査。
・Fe-6Mn-3Al-1.5Si-0.3C(mass%)のマルテンサイト組織の熱延板と冷延板を出発材に二相域処理でフェライト+残留オーステナイト組織を作製。
・SEM-EBSDによる観察で,熱延板出発材は二相が交互にラメラ状に存在するラメラ状組織を,冷延出発材は二相が等軸粒の粒状組織を示すことを確認。
・引張試験での引張強さと全伸びはラメラ状組織材で1100MPaと32%,粒状組織材で690MPaと11%で,ラメラ状組織材の方が優れた強度-延性バランス。
・巨視的力学挙動と変形挙動にオーステナイトの形態の影響が大。

シソーラス用語： *二相鋼 ,  *フェライト組織 ,  *残留オーステナイト ,  マンガン含有合金 ,  高合金鋼 ,  中炭素鋼 ,  変態区間熱処理 ,  熱延鋼板 ,  冷延鋼板 ,  層状組織 ,  等軸組織 ,  依存性 ,  形態 ,  引張強さ ,  伸び ,  挙動 ,  *引張変形
準シソーラス用語： 引張り変形挙動 ,  形態依存性

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分布 ,  形態 ,  フェライト ,  オーステナイト ,  組織 ,  Mn ,  変形挙動