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J-GLOBAL ID：202202299391036644   整理番号：22A1160632

ゲージの異なる選択による光学回転計算の基底関数系依存性【JST・京大機械翻訳】

Basis Set Dependence of Optical Rotation Calculations with Different Choices of Gauge

著者 (4件)： Parsons Taylor (Department of Chemistry, University of Kansas, Kansas, United States) ,  Balduf Ty (Department of Chemistry, University of Kansas, Kansas, United States) ,  Cheeseman James R. (Gaussian, Inc., Connecticut, United States) ,  Caricato Marco (Department of Chemistry, University of Kansas, Kansas, United States)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 126  号： 11  ページ： 1861-1870  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,光学回転(OR)計算の基底関数系依存性を,理論のゲージ/レベルの様々な選択に対して調べた。ORはB3LYPとCAM-B3LYPと17分子を用いて単一と二重励起(CCSD)との組み合わせクラスタを用いて50分子のセットに対して計算した。計算は,ζ=D,T,Qを有する相関整合基底関数系,aug-cc-pVζZを用いた。次に,逆電力外挿式を用いて,完全基底関数系(CBS)限界でのOR値を得た。これらの方法に対する基底関数系収束とゲージの3つの選択:長さゲージ(ゲージを含む原子軌道,LG-(GIAO),DFT),起源不変長さゲージ[LG-(OI)],および修正速度ゲージ(MVG)を研究した。結果は,すべての方法がCBS限界にスムーズに収束し,LG-(OI)方式がゲージの他の選択よりわずかに速い収束速度を有することを示した。DFT法はCBS限界でゲージ不変性に達するが,CCSDはそうではない。MVGとLG-(OI)結果の間の有意差はCBS限界で26%であり,CCSDは,この性質の電子相関の記述における収束で全くないことを示す。他方,DFTに対するCBS限界におけるゲージ不変性は,電子相関不完全性のため,2つの密度汎関数に対して同じOR値をもたらさない。DFT法に対する気相実験OR値に対する限られた比較は,CAM-B3LYPがB3LYPより正確であることを示した。全体として,本研究は,DFTのためのaug-cc-pVTZ基底関数系とCCSDのためのCBS-(DT)外挿によるLG-(OI)アプローチが,良好なコスト/精度バランスを提供することを示した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ゲージ不変性 ,  外挿法 ,  電力 ,  精度 ,  電子相関 ,  *光学活性 ,  クラスタ ,  気相 ,  *基底関数系 ,  二重励起状態 ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： B3LYP法 ,  収束速度 ,  原子軌道 ,  aug-cc-pVTZ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子の性質一般  (BH05031D) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： ゲージ ,  光学回転 ,  計算 ,  基底関数系 ,  依存性