特許
J-GLOBAL ID:202203000813299591

ランダム低ビニル共重合体の製造方法、この製造方法によって製造される共重合体、及びそれらの共重合体に基づくゴム混合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-529011
公開番号(公開出願番号):特表2022-508184
出願日: 2018年11月23日
公開日(公表日): 2022年01月19日
要約:
本発明は、タイヤ、電気および他の分野におけるゴム製品の製造に使用される合成ゴムの産業に関し、特に、本発明は、共役ジエン及びビニル芳香族モノマーのランダム共重合体であって、低いビニル基含有量を有する共重合体、ならびにこれらの共重合体に基づくゴム混合物、及び前記の共重合体の製造方法に関する。低いビニル基含有量を有するランダム共重合体は、有機リチウム開始剤を用いることによる共役ジエンとビニル芳香族モノマーの共重合によって製造され、この場合、共重合を、一般式ROK(Rは5~15個の炭素原子を含む脂肪族基である)のカリウムアルコラート及び電子供与体(ED)添加剤を含む電子供与体システムの存在下、70~130°Cの温度において行い、次に、シクロシロキサン、オキサシクロシロキサン、ラクタム、又はビニルピリジンからなる群から選択される少なくとも1つの化合物で修飾する。その技術的な結果は、シリカ及びカーボンフィラーに対する優れた親和性を有する、低ビニル基含有量をもつランダム共重合体の製造、及び高い弾性ヒステリシス特性、例えば転がり抵抗性及びウェットグリップ性を有する、ランダム共重合体にもとづくゴムである。
請求項(抜粋):
有機リチウム開始剤を用いることによる共役ジエンとビニル芳香族モノマーの共重合により、低いビニル基含有量をもつランダム共重合体を製造する方法であって、前記共重合を、一般式ROK(Rは5~15個の炭素原子を含む脂肪族基である)のカリウムアルコラート及び電子供与体(ED)添加剤を含む電子供与体システムの存在下で、70~130°Cの温度において行い、次にシクロシロキサン、オキソシクロシロキサン、ラクタム、又はビニルピリジン類からなる群から選択される少なくとも1つの化合物により修飾することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C08F 4/48 ,  C08F 236/10 ,  C08F 8/00 ,  B60C 1/00
FI (4件):
C08F4/48 ,  C08F236/10 ,  C08F8/00 ,  B60C1/00 A
Fターム (32件):
3D131AA03 ,  3D131BA05 ,  3D131BA20 ,  3D131BC02 ,  3D131BC19 ,  4J015DA02 ,  4J015DA33 ,  4J015EA04 ,  4J015EA10 ,  4J100AB02Q ,  4J100AB03Q ,  4J100AS01P ,  4J100AS02P ,  4J100AS03P ,  4J100CA04 ,  4J100CA27 ,  4J100CA31 ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA09 ,  4J100DA28 ,  4J100FA03 ,  4J100FA05 ,  4J100FA06 ,  4J100FA19 ,  4J100FA28 ,  4J100FA39 ,  4J100HA61 ,  4J100HC54 ,  4J100HC59 ,  4J100HC77 ,  4J100JA29
引用特許:
出願人引用 (17件)
  • 英国特許第994726号明細書
  • 米国特許第5959039号明細書
  • 米国特許第7825202号明細書
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審査官引用 (3件)

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