特許
J-GLOBAL ID:202203003547563503
STED光学顕微鏡に用いる照明システム及びSTED光学顕微鏡
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
村山 靖彦
, 実広 信哉
, 阿部 達彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):CN2018121206
特許番号:特許第7073523号
出願日: 2018年12月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 照明光源と光学素子からなる照明光路とを含み、前記照明光源から発せられた光ビームは、前記照明光路を経てからサンプル表面に合焦して照射されサンプルにおける蛍光物質を励起して蛍光を放出させるSTED光学顕微鏡に用いる照明システムであって、 前記照明光路は、光路伝送方向に沿って順に設置される第1のフィルタ、第2のフィルタ、偏光ビームスプリッタ、第1の1/4波長板、第1のダイクロイックシート素子、光路長遅延ユニット、位相板、第2のダイクロイックシート素子、及び第2の1/4波長板を含み、 前記照明光源から発せられた光ビームが、前記第1のフィルタ、第2のフィルタによってフィルタリングされた後に、一定波長の第1の光ビームと第2の光ビームを取得し、前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとは、それぞれ前記偏光ビームスプリッタによって分光された後に、直線偏光が形成されて反射されてから、前記第1の1/4波長板と 前記第1のダイクロイックシート素子に順に入射され、 前記第1の光ビームは、前記第1の1/4波長板を経てから、円偏光が形成され、前記第1のダイクロイックシート素子によって反射された後に、再び前記第1の1/4波長板を経てから直線偏光が形成され、そして順に前記偏光ビームスプリッタによって透過され、前記第2のダイクロイックシート素子によって反射され、前記第2の1/4波長板により円偏光に変換された後に、顕微結像システムの顕微鏡対物レンズに入射され収束され、前記顕微鏡対物レンズの焦点面には、第1のスポットが形成され、 前記第2の光ビームは、前記第1の1/4波長板を経てから、円偏光が形成され、前記第1のダイクロイックシート素子によって透過された後に、前記光路長遅延ユニットと前記位相板に入射され、 前記第2の光ビームは、前記位相板によって反射された後に、順に前記光路長遅延ユニットによって出射され、前記第1のダイクロイックシート素子によって透過され、前記第1の1/4波長板により直線偏光に変換され、前記偏光ビームスプリッタによって透過され、前記第2のダイクロイックシート素子によって反射され、前記第2の1/4波長板により円偏光に変換された後に、顕微結像システムの顕微鏡対物レンズに入射され収束され、前記顕微鏡対物レンズの焦点面には、第2のスポットが形成され、 前記第1のスポットの中心と前記第2のスポットの中心とが重合される、ことを特徴とするSTED光学顕微鏡に用いる照明システム。
IPC (2件):
G02B 21/06 ( 200 6.01)
, G02B 21/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
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