特許
J-GLOBAL ID:202203004096114226
構造物の補強または補修方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-173400
公開番号(公開出願番号):特開2022-069432
出願日: 2021年10月22日
公開日(公表日): 2022年05月11日
要約:
【課題】構造物の形状および/または大きさ等に無関係に、コンクリート構造物および/または木造構造物等の構造物を補強または補修する新規な方法を提供する。
【解決方法】構造物に補強用繊維シートを接着して構造物を補強または補修する方法であって、構造物に対して、補強用繊維シート及び熱可塑性エポキシ樹脂を重ねて接触させる。次いで、構造物上において、補強用繊維シート及び熱可塑性エポキシ樹脂の周縁部の少なくとも一部を少なくとも封止シートによって包括し、封止シートを封止する。次いで、熱可塑性エポキシ樹脂を加熱処理して溶融させ、封止シート及び構造物により画定される内部空間を真空排気する。次いで、封止シートにより熱可塑性エポキシ樹脂を補強用繊維シートに対して押圧等して、熱可塑性エポキシ樹脂を、補強用繊維シートを構成する繊維シートの間隙及び構造物の表面に存在する空隙または間隙に含浸させ、その後、熱可塑性エポキシ樹脂を冷却及び固化させる。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
構造物に補強用繊維シートを接着して前記構造物を補強または補修する方法であって、
前記構造物に対して、前記補強用繊維シート及び熱可塑性エポキシ樹脂を重ねて接触させるステップと、
前記構造物上において、前記補強用繊維シート及び前記熱可塑性エポキシ樹脂の周縁部の少なくとも一部を少なくとも封止シートによって包括するとともに、前記封止シートを封止するステップと、
前記熱可塑性エポキシ樹脂を加熱処理して溶融させるとともに、前記封止シート及び前記構造物により画定される内部空間を真空排気するとともに、前記封止シートにより前記熱可塑性エポキシ樹脂を前記補強用繊維シートに対して押圧または前記補強用繊維シートを前記熱可塑性エポキシ樹脂に対して押圧させ、前記熱可塑性エポキシ樹脂を、前記補強用繊維シートを構成する繊維シートの間隙及び前記構造物の表面に存在する空隙または間隙に含浸させるステップと、
前記熱可塑性エポキシ樹脂を冷却及び固化させるステップと、
を含むことを特徴とする、構造物の補強または補修方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
2E176AA01
, 2E176AA09
, 2E176BB05
引用特許:
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