特許
J-GLOBAL ID:202203005899555180

ガラス板及び表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人栄光特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-006517
公開番号(公開出願番号):特開2019-123652
特許番号:特許第7067077号
出願日: 2018年01月18日
公開日(公表日): 2019年07月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アンチグレア処理された第1の主面と、前記第1の主面に対向する第2の主面とを有するガラス板であって、 下記に示す方法で定量化される視認性指標値T、反射像拡散性指標値R、及びぎらつき指標値Sの値がそれぞれ、 視認性指標値T≧0.8、 反射像拡散性指標値R≧0.01、及び ぎらつき指標値S≧0.85の関係を満たし、かつ JIS K 7136(2000年)に準拠する方法で測定した透過ヘイズが15%以下であるガラス板。 視認性指標値T:DM&S社製SMS-1000を用い、長さ40mm、幅0.1mmのスリット状白色光源の上から30mm離れた位置に、前記第1の主面側が光源側となるようにガラス板を設置し、前記ガラス板の上方から輝度を測定する。カメラレンズは焦点距離が16mmのC1614Aレンズを絞り5.6で使用し、ガラス板の前記第1の主面から前記カメラレンズまでの距離は550mmに設定する。前記ガラス板の厚さ方向と平行な方向を角度θ=0 ゚とした時に、角度θ=0 ゚±0.1°の範囲の輝度の平均値をT1とし、角度θ=0.7°±0.1°の範囲の輝度の平均値をT2とし、角度θ=-0.7°±0.1°の範囲の輝度の平均値をT3とした場合に、下記式(1)により算出される値を視認性指標値Tとする。 視認性指標値T=1-(T2+T3)/(2×T1) 式(1) 反射像拡散性指標値R:DM&S社製SMS-1000を用い、101mm幅のスリット状の光を前記第1の主面側からガラス板に放射し、その反射光の輝度を測定する。カメラレンズは焦点距離が16mmのC1614Aレンズを絞り5.6で使用し、ガラス板の前記第1の主面から前記カメラレンズまでの距離は300mm、Imaging Scaleは0.0276~0.0278の範囲に設定する。前記ガラス板の厚さ方向と平行な方向を角度φ=0 ゚とした時に、角度φ=5.7°±0.1°の角度から前記光を放射し、全反射する際の角度φ=-5.7°を基準(角度α=0°)とする。角度α=0°±0.1°の範囲の反射光の輝度の平均値をR1、角度α=0.5°±0.1°の範囲の反射光の輝度の平均値をR2、角度α=-0.5°±0.1°の範囲の反射光の輝度の平均値をR3とした場合に、下記式(2)により算出される値を反射像拡散性指標値Rとする。 反射像拡散性指標値R=(R2+R3)/(2×R1) 式(2) ぎらつき指標値S:解像度264ppiである表示装置の表示面側に、前記第2の主面が接するようにガラス板を配置する。前記表示装置にRGB(0,255,0)で構成される緑単色の画像を表示させた状態で、前記ガラス板の上方に設置したDM&S社製SMS-1000を用いた画像解析により求められたSparkle値をぎらつきSaとする。固定撮像素子と前記ガラス板との間の距離dは540mmとし、カメラレンズは焦点距離が50mmの23FM50SPレンズを絞り5.6で使用する。また、参照試料として前記ガラス板と同じ厚さのガラス基板(VRD140ガラス;Asahi Glass Europe社製)についても同様の条件で画像解析を行い、求められたSparkle値をぎらつきSsとする。Sa及びSsの値から下記式(3)により算出される値をぎらつき指標値Sとする。 ぎらつき指標値S=1-(Sa/Ss) 式(3)
IPC (4件):
C03C 19/00 ( 200 6.01) ,  C03C 21/00 ( 200 6.01) ,  C03C 17/34 ( 200 6.01) ,  G09F 9/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
C03C 19/00 A ,  C03C 21/00 101 ,  C03C 17/34 Z ,  G09F 9/00 313
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る