特許
J-GLOBAL ID:202203006379681758

電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アセンド特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-157740
公開番号(公開出願番号):特開2019-208032
特許番号:特許第7053535号
出願日: 2016年08月10日
公開日(公表日): 2019年12月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の第1の絶縁体層を含む複数の絶縁体層が積層方向に積層されて構成されている積層体を含む本体と、 前記積層体において前記積層方向の互いに異なる位置に設けられている渦巻状の第1のコイル導体層、第2のコイル導体層及び第3のコイル導体層をそれぞれ含む1次コイル、2次コイル及び3次コイルと、 前記本体に設けられ、かつ、該積層方向に直交する第1の直交方向の一方側から他方側へとこの順に並んでいる第1の外部電極、第2の外部電極及び第3の外部電極と、 前記本体に設けられ、かつ、前記第1の直交方向の一方側から他方側へとこの順に並んでいる第4の外部電極、第5の外部電極及び第6の外部電極であって、前記第1の外部電極、前記第2の外部電極及び前記第3の外部電極よりも該積層方向及び該第1の直交方向に直交する第2の直交方向の一方側に位置する第4の外部電極、第5の外部電極及び第6の外部電極と、 前記積層方向から見たときに、前記第1のコイル導体層、前記第2のコイル導体層及び前記第3のコイル導体層に囲まれた所定領域の中心において該第1のコイル導体層、該第2のコイル導体層及び該第3のコイル導体層を該積層方向に通過するように、前記複数の第1の絶縁体層を前記積層方向に貫通している磁芯であって、前記複数の絶縁体層よりも高い透磁率を有する磁芯と、 前記積層方向から見たときに、前記所定領域において前記複数の第1の絶縁体層の少なくとも一部を前記積層方向に貫通する第1の層間接続導体、第2の層間接続導体及び第3の層間接続導体と、 を備えており、 前記1次コイルは、前記第1の外部電極と前記第4の外部電極との間に電気的に接続され、 前記2次コイルは、前記第2の外部電極と前記第5の外部電極との間に電気的に接続され、 前記3次コイルは、前記第3の外部電極と前記第6の外部電極との間に電気的に接続され、 前記第1の層間接続導体、前記第2の層間接続導体及び前記第3の層間接続導体はそれぞれ、前記第1のコイル導体層、前記第2のコイル導体層及び前記第3のコイル導体層の内周側の端部に電気的に接続され、 前記第1の層間接続導体、前記第2の層間接続導体及び前記第3の層間接続導体のそれぞれにおいて、前記第1のコイル導体層、前記第2のコイル導体層及び前記第3のコイル導体層の内周側の端部に電気的に接続されている端部とは反対側の端部は、それぞれ、前記第1の外部電極、前記第2の外部電極及び前記第3の外部電極に電気的に接続され、 前記第1の層間接続導体、前記第2の層間接続導体及び前記第3の層間接続導体は、前記積層方向から見たときに、前記磁芯よりも該第2の直交方向の一方側に位置していない、電子部品であって、 前記電子部品は、 前記1次コイル、前記2次コイル及び前記3次コイルの一方側の端部のそれぞれと前記第1の外部電極、前記第2の外部電極及び前記第3の外部電極のそれぞれとを接続する第1の引き出し部、第2の引き出し部及び第3の引き出し部を、 更に備えており、 前記第1の引き出し部、前記第2の引き出し部及び前記第3の引き出し部はそれぞれ、前記第1の層間接続導体、前記第2の層間接続導体及び前記第3の層間接続導体を含んでおり、 前記第1のコイル導体層、前記第2のコイル導体層及び前記第3のコイル導体層の内周側の端部はそれぞれ、前記1次コイル、前記2次コイル及び前記3次コイルの一方側の端部であり、 前記第1の引き出し部、前記第2の引き出し部及び前記第3の引き出し部はそれぞれ、前記第1のコイル導体層、前記第2のコイル導体層及び前記第3のコイル導体層と前記積層体において前記積層方向に異なる位置に設けられている第1の引き出し導体層、第2の引き出し導体層及び第3の引き出し導体層を、更に含んでおり、 前記第1の層間接続導体、前記第2の層間接続導体、及び、前記第3の層間接続導体はそれぞれ、前記第1の直交方向の一方側から他方側へとこの順に並んでおり、 前記第1の引き出し導体層の一方側の端部は、前記第1の層間接続導体と接続されており、 前記第2の引き出し導体層の一方側の端部は、前記第2の層間接続導体と接続されており、 前記第3の引き出し導体層の一方側の端部は、前記第3の層間接続導体と接続されていて、 前記第1のコイル導体層、前記第2のコイル導体層及び前記第3のコイル導体層の内周側の端部は、前記第1の直交方向の一方側から他方側へとこの順に並んでいて、 前記1次コイル、前記2次コイル及び前記3次コイルには、それぞれ、互いに電圧値が異なる第1の信号、第2の信号及び第3の信号が与えられ、 前記第1の信号、前記第2の信号及び前記第3の信号は、その電圧値の総和が常に一定となるように、排他的にハイ(H)、ミドル(M)、ロー(L)の3値間を遷移すること、 を特徴とする電子部品。
IPC (5件):
H01F 17/04 ( 200 6.01) ,  H01F 17/00 ( 200 6.01) ,  H01F 27/00 ( 200 6.01) ,  H01F 41/04 ( 200 6.01) ,  H03H 7/09 ( 200 6.01)
FI (5件):
H01F 17/04 A ,  H01F 17/00 D ,  H01F 27/00 R ,  H01F 41/04 C ,  H03H 7/09 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る