特許
J-GLOBAL ID:202203007921841720

マルチモードバルブ駆動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新保 斉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):CN2018086443
特許番号:特許第7061395号
出願日: 2018年05月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 排気バルブコンポーネントと、吸気バルブコンポーネントと、を含むコンパクトなマルチモードバルブ駆動システムであって、シャフトスリーブ(2)を備えた第1カムシャフト(101)と、排気ブレーキカム(201)を備えた第2カムシャフト(102)と、ロッカーアームと、ロッカーアーム支点と、切り替コンポーネントと、ブレーキスイッチ(703)と、ブレーキスイッチリターンスプリング(73K)と、をさらに備え;前記シャフトスリーブ(2)には、少なくとも吸気4ストロークカム(251)、吸気2ストロークカム(252)、排気4ストロークカム(261)、排気2ストロークカム(262)、第1切り替え溝(271)および第2切り替え溝(272)が設けられ、前記ロッカーアームは、少なくとも吸気ロッカーアーム(301)と、排気メインロッカーアーム(302)と、を含み、前記ロッカーアーム支点が少なくとも吸気ロッカーアーム支点(401)と、排気メインロッカーアーム支点(402)と、を含み、切り替えコンポーネントが第1切り替えコンポーネント(701)と、第2切り替えコンポーネント(702)と、を含み;前記吸気ロッカーアーム(301)は、前記吸気ロッカーアーム支点(401)と接触し、前記排気メインロッカーアーム(302)が前記排気メインロッカーアーム支点(402)と接触し;前記吸気バルブコンポーネントが1つの場合には、前記吸気ロッカーアーム(301)が前記吸気バルブコンポーネントを直接駆動し、前記吸気バルブコンポーネントが複数の場合には、前記吸気ロッカーアーム(301)が直接に或いは前記吸気側バルブブリッジ(503)を介して前記吸気バルブコンポーネントを駆動し;前記排気バルブコンポーネントが1つの場合には、前記排気メインロッカーアーム(302)が、前記排気バルブコンポーネントを直接駆動するか或いは排気側のバルブ伝達ブロックを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し、前記排気バルブコンポーネントが複数の場合には、前記排気メインロッカーアーム(302)が、直接に或いは前記排気側バルブブリッジを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し;ブレーキスイッチ(703)には第1ブレーキスイッチまたは第2ブレーキスイッチが使用され;前記ブレーキスイッチ(703)が前記第1ブレーキスイッチを使用する場合、前記第1ブレーキスイッチは前記ブレーキスイッチリターンスプリング(73K)と接触し、前記排気ブレーキカム(201)が直接に或いはロッカーアームを介して前記第1ブレーキスイッチを駆動し;前記排気バルブコンポーネントが1つしかない場合、或いは1つの排気バルブコンポーネントだけが駆動される必要がある場合には、前記第1ブレーキスイッチは、前記排気バルブコンポーネントを直接駆動するか、ロッカーアームを介して排気側バルブコンポーネントを駆動するか、或いはロッカーアームとバルブ伝達ブロックを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し;前記駆動される排気バルブコンポーネントが複数の場合には、前記第1ブレーキスイッチが、排気バルブブリッジコンポーネントを介して排気側バルブコンポーネントを駆動するか、ロッカーアームを介して排気側バルブコンポーネントを駆動するか、或いはロッカーアームと排気バルブブリッジコンポーネントを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し;前記ブレーキスイッチ(703)が第2ブレーキスイッチを使用する場合、排気ブレーキロッカーアーム(303)が増設され、前記排気ブレーキロッカーアーム(303)は、前記ブレーキスイッチリターンスプリング(73K)と接触し、前記第2ブレーキスイッチが固定部材または前記排気ブレーキロッカーアーム(303)に設けられ;前記第2ブレーキスイッチが固定部材に設けられる場合、前記第2ブレーキスイッチが排気ブレーキロッカーアーム(303)の固定側と連結され、排気ブレーキカム(201)は排気ブレーキロッカーアーム(303)を駆動し、前記排気バルブコンポーネントが1つしかない場合、或いは1つの排気バルブコンポーネントだけが駆動される必要がある場合には、排気ブレーキロッカーアーム(303)は直接に或いは排気側のバルブ伝達ブロックを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し;前記駆動される排気バルブコンポーネントが複数の場合には、排気ブレーキロッカーアーム(303)は直接に或いは前記バルブブリッジコンポーネントを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し;前記第2ブレーキスイッチが前記排気ブレーキロッカーアーム(303)に設けられる場合に、排気ブレーキカムは排気ブレーキロッカーアームを駆動し、第2ブレーキスイッチは排気ブレーキロッカーアームの動きに追従し;前記排気バルブコンポーネントが1つしかない場合、或いは1つの排気バルブコンポーネントだけが駆動される必要がある場合には、第2ブレーキスイッチが直接に或いは排気側のバルブ伝達ブロックを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し;前記駆動される排気バルブコンポーネントが複数の場合には、第2ブレーキスイッチは前記バルブブリッジコンポーネントを介して前記排気バルブコンポーネントを駆動し;4ストローク駆動モードでは、前記吸気ロッカーアーム(301)は前記吸気4ストロークカム(251)と接触し、前記排気メインロッカーアーム(302)が前記排気4ストロークカム(261)と接触し、前記ブレーキスイッチ(703)が作動しなくなり;2ストロークドライブモードでは、前記吸気ロッカーアーム(301)は前記吸気2ストロークカム(252)と接触し、前記排気メインロッカーアーム(302)が排気2ストロークカム(262)と接触し、前記ブレーキスイッチ(703)が作動しなくなり;4ストロークブレーキモードでは、前記吸気ロッカーアーム(301)は、吸気4ストロークカム(251)と接触し、前記排気メインロッカーアーム(302)が排気4ストロークカム(261)と接触し、前記ブレーキスイッチ(703)が作動し;2ストロークブレーキモードでは、前記吸気ロッカーアーム((301)は前記吸気2ストロークカム(252)と接触し、前記排気メインロッカーアーム(302)が前記排気2ストロークカム(262)と接触し、前記ブレーキスイッチ(703)が作動し;前記バルブ伝達ブロックは、駆動入力端(5001)と、制動入力端(5002)と、出力端(5003)と、を含み;前記排気メインロッカーアーム(302)は、前記駆動入力端(5001)と接触し、前記排気ブレーキロッカーアーム(303)または前記ブレーキスイッチ(703)が直接または前記排気ブレーキロッカーアーム(303)を介して前記制動入力端(5002)と接触し、出力端(5003)が前記排気バルブコンポーネントを駆動し、4ストローク駆動モードは、第1切り替えコンポーネントの作動によって2ストローク駆動モードに切り替わり、逆に、2ストローク駆動モードは、第2切り替えコンポーネントの作動によって4ストローク駆動モードに切り替わり、同様に、4ストロークブレーキモード、第1切り替えコンポーネントの作動によって2ストロークブレーキモードに切り替わり、逆に、2ストロークブレーキモード、第2切り替えコンポーネントの作動によって4ストロークブレーキモードに切り替わり、また、4ストローク駆動モードは、ブレーキスイッチの作動によって4ストロークブレーキモードに切り替わり、逆に、4ストロークブレーキモードは、ブレーキスイッチの不作動によって4ストローク駆動モードに切り替わり、同様に、2ストローク駆動モードは、ブレーキスイッチの作動によって2ストロークブレーキモードに切り替わり、逆に、2ストロークブレーキモードは、ブレーキスイッチの不作動によって2ストローク駆動モードに切り替わる構成であり、前記各切り替えコンポーネントに備わるピンが伸縮して、前記各切り替え溝と係脱することによって、前記各モードの切り替わりが制御され、 前記ブレーキスイッチは、ブレーキスイッチ制御油圧回路が低圧である場合には、非作動であり、ブレーキスイッチ制御油圧回路が高圧に切り替わると作動し、 前記非作動は、駆動力を伝達しない状態であり、前記作動は、駆動力を伝達する状態であることを特徴とする、コンパクトなマルチモードバルブ駆動システム。
IPC (4件):
F01L 13/06 ( 200 6.01) ,  F01L 1/12 ( 200 6.01) ,  F01L 1/18 ( 200 6.01) ,  F01L 13/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
F01L 13/06 Z ,  F01L 1/12 C ,  F01L 1/18 B ,  F01L 13/00 301 U

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