特許
J-GLOBAL ID:202203009434949705

磁極位置推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 強 ,  日野 京子 ,  松田 洋 ,  北 裕介
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-035740
公開番号(公開出願番号):特開2019-154094
特許番号:特許第7063008号
出願日: 2018年02月28日
公開日(公表日): 2019年09月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数相の巻線(31U~31W,32U~32W)を有する同期式の回転電機(30)と、上下アームスイッチを有してかつ前記巻線に電気的に接続される電力変換器(20)と、を備えるシステムに適用され、前記回転電機の磁極位置を推定する磁極位置推定装置(40)において、 複数相の前記巻線のうち、その端に接続される前記上下アームスイッチのいずれにも電流が流れない前記巻線を非接続巻線とし、その端に接続される前記上下アームスイッチのいずれかに電流が流れる前記巻線を接続巻線とする場合、前記接続巻線及び前記非接続巻線の組み合わせを少なくとも2相分の前記非接続巻線について選択する選択部と、 前記選択部により選択された前記各組み合わせについて、前記電力変換器の操作により第1方向へと前記接続巻線に電流を流す場合における前記非接続巻線の電圧である第1電圧、及び前記電力変換器の操作により前記第1方向とは逆の第2方向へと前記接続巻線に電流を流す場合における前記非接続巻線の電圧である第2電圧を検出する電圧検出部と、を備え、前記電圧検出部は、前記第1方向へと前記接続巻線に電流を流す場合において、前記電力変換器に電気的に接続される直流電源(10)の電圧を前記接続巻線に印加するときにおける前記第1電圧と、前記直流電源の極性を反転させた電圧を前記接続巻線に印加するときにおける前記第1電圧とを検出し、また、前記第2方向へと前記接続巻線に電流を流す場合において、前記直流電源の電圧を前記接続巻線に印加するときにおける前記第2電圧と、前記直流電源の極性を反転させた電圧を前記接続巻線に印加するときにおける前記第2電圧とを検出し、前記第1方向へと前記接続巻線に電流を流す場合において、前記直流電源の電圧を前記接続巻線に印加するときに検出された前記第1電圧と、前記直流電源の極性を反転させた電圧を前記接続巻線に印加するときに検出された前記第1電圧との差である第1電圧差を前記各組み合わせについて算出し、前記第2方向へと前記接続巻線に電流を流す場合において、前記直流電源の電圧を前記接続巻線に印加するときに検出された前記第2電圧と、前記直流電源の極性を反転させた電圧を前記接続巻線に印加するときに検出された前記第2電圧との差である第2電圧差を前記各組み合わせについて算出する電圧差算出部と、前記各組み合わせについて前記第1電圧差及び前記第2電圧差の加算値である合計電圧を算出し、前記各組み合わせに対応する前記合計電圧に基づいて、前記磁極位置を推定する推定部と、を備える磁極位置推定装置。
IPC (2件):
H02P 6/18 ( 201 6.01) ,  H02P 6/12 ( 200 6.01)
FI (2件):
H02P 6/18 ,  H02P 6/12
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る