特許
J-GLOBAL ID:202203010112276843

マイクロパイル工法およびマイクロパイル工法で用いるグラウト材充填用挿入部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-103189
公開番号(公開出願番号):特開2019-206868
特許番号:特許第7032242号
出願日: 2018年05月30日
公開日(公表日): 2019年12月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ケーシングセグメントとその内部に配置された削孔ドリルとを回転させつつ、また、前記ケーシングセグメントと前記削孔ドリルのロッドとを継ぎ足しつつ削孔する工程と、 前記削孔された孔が上層地盤の下の荷重支持地盤の所定の深さに到達した時点で、前記継ぎ足された複数のケーシングセグメントにより形成されたケーシングの内部から前記削孔ドリルを引き抜く工程と、 前記荷重支持地盤内で前記ケーシングを所定量引き上げる工程と、 を備えるマイクロパイル工法において、 長手方向の両端が開口部とされた細長の袋体を設け、 鉄筋と、長手方向の一端にグラウト材供給口を有し他端にグラウト材吐出口を有し前記鉄筋に取着されたグラウト材供給管とを設け、 長手方向の両端を前記両端の開口部から突出させて前記鉄筋を前記袋体に挿通すると共に、前記グラウト材供給口を前記一方の開口部から突出させて前記グラウト材供給管を前記袋体に挿入し前記グラウト材吐出口を前記袋体の内部に位置させ、前記一方の開口部の周囲の前記袋体の箇所を前記鉄筋と前記グラウト材供給管とに取着すると共に前記両端の開口部のうちの他方の開口部の周囲の前記袋体の箇所を前記鉄筋に取着し、前記袋体を前記鉄筋と前記グラウト材供給管に巻き付けたグラウト材充填用挿入部材を設け、 前記引き抜く工程の後で前記引き上げる工程の前に、前記グラウト材充填用挿入部材を前記ケーシングの内部に挿入し、 前記引き上げる工程の後に、前記グラウト材吐出口から前記袋体の内部にグラウト材を充填して前記孔の内周面に前記袋体の外周面を圧接されると共に、前記荷重支持地盤から前記上層地盤に位置する前記ケーシング部分の内周面に前記袋体の外周面を圧接させ、 さらに、前記袋体の上方に位置するケーシングの内部にグラウト材を充填するようにした、 ことを特徴とするマイクロパイル工法。
IPC (2件):
E02D 5/38 ( 200 6.01) ,  E02D 27/12 ( 200 6.01)
FI (2件):
E02D 5/38 ,  E02D 27/12 Z

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