特許
J-GLOBAL ID:202203010896252864

高温食品加工ラインを定置洗浄する方法および食品滅菌ライン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 田中 伸一郎 ,  ▲吉▼田 和彦 ,  須田 洋之 ,  山崎 一夫 ,  市川 さつき ,  服部 博信 ,  藤原 健史
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-532162
特許番号:特許第6987059号
出願日: 2016年12月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 食品処理プロセスにおいてポンプ輸送可能な食品(11)の物質流を、処理された製品(15)に変換しながら、定置洗浄手順中に食品加工ライン(30、40、50、60、70)を動作させる方法であって、前記食品加工ライン(30、40、50、60、70)が、 -複数の動作可能に連続して配置された、流体接続されたプロセス要素(12、13、23、14)であり、前記複数のプロセス要素のうちの少なくとも第1のプロセス要素および第2の実質的に同様のプロセス要素(13、23)がそれぞれ、前記食品加工ライン(30)上のプロセス要素の第1のシーケンス(I)および並列のシーケンス(III)上に並列に配置され、それにより、前記第2の実質的に同様のプロセス要素(23)を備える前記並列のシーケンス(III)を前記食品加工ライン(30)に対して弁(233、235)開閉するときに、前記第1の実質的に同様のプロセス要素(13)を備える前記第1のシーケンス(I)を前記食品加工ライン(30)に対してそれぞれ逆に弁(133、135)開閉することができる、プロセス要素(12、13、23、14)を備え、 -前記2つのシーケンス(I、III)のそれぞれが、前記それぞれのシーケンス(I、III)を前記食品加工ライン(30)から弁遮断している間に定置洗浄手順で使用するための洗浄剤をそれぞれのシーケンス(I、III)に出し入れ可能にするための、シーケンス(I;III)上のすべてのプロセス要素(13、23)のまわりに配置された入口弁(134、234)および出口弁(136、236)を備え、 -前記シーケンス(I、III)が、それぞれ前記入口弁(133、233)および出口弁(135、235)において前記食品加工ライン(30、40、50、60、70)から分流し、再結合し、 前記方法が、 a)前記食品加工ライン(30)上で食品処理プロセスを実行する前に、プロセス要素の前記並列のシーケンス(III)を前記食品加工ライン(30)から弁(233、235)遮断し、前記食品(11)の物質流を通過させるためにプロセス要素の前記第1のシーケンス(I)を開放(133、135)したままにしておくステップと、 b)前記食品を125°C〜150°Cで1〜9秒間処理することにより前記食品処理プロセスを前記食品加工ライン(30)上で実行し、これによって前記食品処理プロセスにおいて前記食品(11)を処理された製品(15)に変換するステップと、 c)前記食品処理プロセスを実行した時間の後に、前記食品処理プロセスの実行中に同時に、前記物質流を前記第1のシーケンス(I)の通過から前記並列のシーケンス(III)の通過へ切替え、これによって、前記第1のシーケンス(I)を前記食品加工ライン(30)から弁(133、135)遮断し、同時に、前記並列のシーケンス(III)を前記食品加工ライン(30)に開放(233、235)することによって、前記第1のシーケンス(I)を、食品加工ライン(30)において前記並列のシーケンス(III)に置き換えるステップと、 d)前記第1のシーケンス(I)を前記食品加工ライン(30)から弁遮断している間に、前記第1のシーケンス(I)に対する定置洗浄手順を実行するステップと、 を含み、 前記複数のプロセス要素(13、23)の前記第1のプロセス要素および前記実質的に同様の第2のプロセス要素が、第1の最終ヒータ(13)および第2の最終ヒータ(23)であり、前記第1の最終ヒータ(13)および前記第2の最終ヒータ(23)が、両方とも直接水蒸気ヒータであり、前記前記食品加工ライン(30、40、50、60、70)が、更に、前記第1および前記並列のシーケンス(I、III)が前記食品加工ラインと再結合した後に、前記食品加工ライン(30、40、50、60、70)上に配置された少なくとも1つのクーラ(14、44、54)をさらに備え、前記クーラ(14)がフラッシュクーラ(14)、あるいは1つまたは複数の間接クーラ(441、541、542)で増強されたフラッシュクーラ(14)である、方法。
IPC (1件):
A23L 3/18 ( 200 6.01)
FI (1件):
A23L 3/18
引用特許:
審査官引用 (1件)

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