特許
J-GLOBAL ID:202203014315119846

カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性とを識別する識別方法、カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性との識別マーカー、及びカキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性とを識別するためのキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 西澤 和純 ,  飯田 雅人 ,  酒井 太一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-186834
公開番号(公開出願番号):特開2022-076414
出願日: 2020年11月09日
公開日(公表日): 2022年05月19日
要約:
【課題】カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性とを識別する識別方法を提供する。 【解決手段】カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性とを識別する識別方法であって、カキ植物体に含まれるAST遺伝子の近傍領域を、プライマーを用いてPCR反応を行い、増幅される非完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列を検出する工程、カキ植物体に含まれるAST遺伝子の近傍領域を、プライマーを用いてPCR反応を行い、増幅される完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列を検出する工程、及び、前記工程で完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列が増幅された場合に、増幅された完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列を、制限酵素StuIで切断し、カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性との識別マーカーを検出する工程、を含む、カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性とを識別する識別方法。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性とを識別する識別方法であって、 (工程1)カキ植物体に含まれるAST遺伝子の近傍領域を、配列番号1で表される塩基配列、又は配列番号1で表される塩基配列において1又は複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなるプライマーと、配列番号2で表される塩基配列、又は配列番号2で表される塩基配列において1又は複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなるプライマーとを用いてPCR反応を行い、増幅される非完全甘ガキ性と連鎖している領域の塩基配列(以下、非完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列とも称する)を検出する工程、 (工程2)カキ植物体に含まれるAST遺伝子の近傍領域を、配列番号3で表される塩基配列、又は配列番号3で表される塩基配列において1又は複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなるプライマーと、配列番号2で表される塩基配列、又は配列番号2で表される塩基配列において1又は複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなるプライマーとを用いてPCR反応を行い、増幅される完全甘ガキ性と連鎖している領域の塩基配列(以下、完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列とも称する)を検出する工程、及び、 (工程3)前記工程1において、非完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列が増幅されず、前記工程2において、完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列が増幅された場合に、増幅された完全甘ガキ性連鎖領域塩基配列を、制限酵素StuIで切断し、配列番号4で表される塩基配列、又は配列番号4で表される塩基配列において1又は複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなるカキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性との識別マーカー(以下、完全甘ガキ性・非完全甘ガキ性識別マーカーとも称する)を検出する工程、 を含む、カキの完全甘ガキ性と非完全甘ガキ性とを識別する識別方法。
IPC (3件):
C12N 15/29 ,  C12Q 1/685 ,  C12Q 1/689
FI (3件):
C12N15/29 ,  C12Q1/6858 Z ,  C12Q1/6895 Z
Fターム (16件):
4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QQ04 ,  4B063QQ09 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ43 ,  4B063QQ48 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR08 ,  4B063QR14 ,  4B063QR32 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS28 ,  4B063QS36 ,  4B063QX01
引用文献:
審査官引用 (4件)
  • SCAR Markers for Practical Application of Marker-assisted Selection in Persimmon (Diospyros kaki Thu
  • SSR-based molecular profiling of 237 persimmon (Diospyros kaki Thunb.) germplasms using an ASTRINGEN
  • Characterization of a highly polymorphic region closely linked to the AST locus and its potential us
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