特許
J-GLOBAL ID:202203016563531179

三次元造形装置、三次元造形物の製造方法、三次元造形装置の制御方法および制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高村 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-170627
公開番号(公開出願番号):特開2022-062542
出願日: 2020年10月08日
公開日(公表日): 2022年04月20日
要約:
【課題】複数の処理を含み、繰り返し行われる処理群中における各処理での投入熱量を、造形中の温度測定に依存せずに制御することができる三次元造形装置を得ること。 【解決手段】三次元造形装置1は、電子ビーム出射部2と、プレート34と、粉末材料供給部と、制御部4と、を備える。制御部は、電子ビームBの照射領域Rbに粉末材料Aを供給する材料準備処理と、照射領域の粉末材料に対し電子ビームを照射して粉末材料の加熱を行う加熱処理と、粉末材料に電子ビームを照射して粉末材料を溶融凝固させる溶融凝固処理と、を含む処理群を繰り返し実行するように電子ビーム出射部、プレートおよび粉末材料供給部の動作を制御する。制御部は、繰り返しの単位となる処理群中の各処理に要する時間に基づいて、処理群の期間に投入する熱量を算出し、投入する熱量から各処理における電子ビームの照射条件を算出し、照射条件にしたがって電子ビーム出射部を制御する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
粉末材料に電子ビームを照射し、前記粉末材料を溶融および凝固させて三次元造形物を造形する三次元造形装置であって、 前記電子ビームを出射する電子ビーム出射部と、 前記粉末材料によって造形される三次元の造形物を支持し、上下方向に移動可能なプレートと、 前記プレート上に前記粉末材料を供給する粉末材料供給部と、 前記電子ビームの照射領域に前記粉末材料を供給する材料準備処理と、前記照射領域の前記粉末材料に対し前記電子ビームを照射して前記粉末材料の加熱を行う加熱処理と、前記粉末材料に前記電子ビームを照射して前記粉末材料を溶融凝固させる溶融凝固処理と、を含む処理群を繰り返し実行するように前記電子ビーム出射部、前記プレートおよび前記粉末材料供給部の動作を制御する制御部と、 を備え、 前記制御部は、繰り返しの単位となる前記処理群中の各処理に要する時間に基づいて、前記処理群の期間に投入する熱量を算出し、前記投入する熱量から前記各処理における前記電子ビームの照射条件を算出し、前記照射条件にしたがって前記電子ビーム出射部を制御することを特徴とする三次元造形装置。
IPC (9件):
B22F 3/105 ,  B22F 3/16 ,  B29C 64/153 ,  B29C 64/268 ,  B29C 64/295 ,  B29C 64/393 ,  B33Y 50/02 ,  B33Y 30/00 ,  B33Y 10/00
FI (9件):
B22F3/105 ,  B22F3/16 ,  B29C64/153 ,  B29C64/268 ,  B29C64/295 ,  B29C64/393 ,  B33Y50/02 ,  B33Y30/00 ,  B33Y10/00
Fターム (10件):
4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL03 ,  4F213WL13 ,  4F213WL44 ,  4F213WL76 ,  4F213WL85 ,  4K018CA44 ,  4K018EA51 ,  4K018EA60
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 3次元積層造形装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2017-125911   出願人:日本電子株式会社
審査官引用 (1件)
  • 3次元積層造形装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2017-125911   出願人:日本電子株式会社

前のページに戻る