特許
J-GLOBAL ID:202203016950223504

周波数変調連続波(FMCW)ベースシステム及びFMCW範囲推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):JP2018040627
特許番号:特許第7034312号
出願日: 2018年10月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも1つの送信波をシーンに送信する少なくとも1つの送信機であって、前記送信波は周波数領域において線形変調され、前記線形変調では、前記周波数領域における前記送信波の線形変調に非線形性を引き起こす障害を受けるように設けられた、少なくとも1つの送信機と、 前記シーン内の異なる場所に位置する複数の物体からの前記送信波の反射を受信するように設けられた、少なくとも1つの受信機と、 前記送信機及び前記受信機に動作可能に接続され、前記送信機が出力した前記送信波のコピーを前記受信機が受信した前記送信波の反射と干渉させて、前記シーンにおける前記異なる場所からの反射に対応するスペクトルピークを有する歪められたビート信号を生成するように設けられたミキサと、 シーン内の複数の物体の範囲を推定するために前記歪められたビート信号を処理するように設けられたプロセッサとを備え、 前記プロセッサは、前記歪められたビート信号とあらかじめ決められた閾値に基づいて、前記歪められたビート信号におけるスペクトルピークの数を検出し、 前記プロセッサは、複数のスペクトルピークを検出したことにのみ応答して、基底関数の係数の中で選択される値と、前記シーン内の場所までの距離の中で選択される値に対応する周波数を有する周波数成分とを用いて再構成されるビート信号が、前記歪められたビート信号を近似するように、前記線形変調の前記非線形性を近似した基底関数の係数と、前記歪められたビート信号における前記スペクトルピークをもたらす反射を引き起こす物体を有する前記シーン内の前記異なる場所までの距離とを同時に求める処理を行い、 前記基底関数は多項式位相基底関数または多項式基底関数であり、 前記処理は、選択された基底関数の係数および異なる場所までの距離を用いてビート信号を再構成し、 再構成されたビート信号を前記歪められたビート信号と比較し、 前記再構成されたビート信号及び前記歪められたビート信号が互いに合致しない場合、前記基底関数の係数および前記異なる場所までの距離を更新することによって、新たなビート信号を再構成すること及び、前記新たなビート信号を前記歪められたビート信号と比較することを、前記新たなビート信号及び前記歪められたビート信号が互いに合致するまで繰り返し、 前記再構成されたビート信号及び前記歪められたビート信号が互いに合致した場合、前記異なる場所までの距離を前記シーン内の異なる場所までの前記距離として求めることを含む、周波数変調連続波(FMCW)ベースシステム。
IPC (4件):
G01S 13/34 ( 200 6.01) ,  G01S 7/03 ( 200 6.01) ,  G01S 7/02 ( 200 6.01) ,  G01S 17/34 ( 202 0.01)
FI (4件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/03 248 ,  G01S 7/02 216 ,  G01S 17/34

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