特許
J-GLOBAL ID:202203017242228101

熱交換体の製造方法及び熱交換体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田中 秀▲てつ▼ ,  廣瀬 一 ,  宮坂 徹 ,  森 哲也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-222590
公開番号(公開出願番号):特開2020-085379
特許番号:特許第6993954号
出願日: 2018年11月28日
公開日(公表日): 2020年06月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1軸方向に延びる角筒状の枠体と、前記枠体の内部に形成され、前記第1軸方向に延び、前記第1軸方向に直交する方向であり互いに直交する第2軸方向及び第3軸方向にそれぞれ一定の間隔で列設されることで角筒状の複数のセルを形成する複数の隔壁と、前記複数のセルのうち前記第2軸方向に一列おきに並んだ複数の第1セルの、前記第1軸方向の一対の端面のうち一方の第1端面側の前記隔壁が除かれて形成される複数の第1スリットと、前記複数のセルのうち前記複数の第1セルの列と異なる前記第2軸方向の列に並んだ複数の第2セルの、前記第1軸方向の一対の端面のうち他方の第2端面側の前記隔壁が除かれて形成される複数の第2スリットと、を有する成形体をセラミックス原料で成形する成形工程と、 前記成形体を焼成することで、セラミックス焼結体の熱交換体を得る焼成工程と、 を備え、 前記成形工程では、前記隔壁が設けられていない位置での前記複数の第1スリット及び前記複数の第2スリットの開口面積または開口幅と、前記隔壁が設けられた位置での前記複数の第1スリット及び前記複数の第2スリットの開口面積または開口幅と、前記複数の第1スリット及び前記複数の第2スリットの各々の前記第3軸方向の長さと、前記複数のセルの各々の前記第3軸方向の長さと、熱交換の設計効率との関係から、熱交換の設計効率の達成度ηに応じて(1)式を満たすように前記成形体の形状を予め決定し、前記枠体及び前記隔壁を成形した後、前記複数の第1セルの前記第1端面側の前記第2軸方向に列設された前記隔壁、及び前記複数の第2セルの前記第2端面側の前記第2軸方向に列設された前記隔壁を除去し、前記成形体を形成し、 前記熱交換の設計効率の達成度ηを、0.90以上とすることを特徴とする熱交換体の製造方法。 η:熱交換の設計効率の達成度(-) L/d:セルの個数 L:複数の第1スリット及び複数の第2スリットの各々の第3軸方向の長さ(mm) d:複数のセルの各々の第3軸方向の長さ(mm) A’:複数の第1スリット及び複数の第2スリットの隔壁が設けられた位置での各々の開口面積(mm2) A:複数の第1スリット及び複数の第2スリットの隔壁が設けられていない位置での各々の開口面積(mm2)
IPC (2件):
F28D 9/02 ( 200 6.01) ,  F28F 21/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
F28D 9/02 ,  F28F 21/04

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