特許
J-GLOBAL ID:202203017816929480

多能性幹細胞から腸管上皮細胞への分化誘導方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-046424
公開番号(公開出願番号):特開2022-075898
出願日: 2022年03月23日
公開日(公表日): 2022年05月18日
要約:
【課題】本発明は、生体の腸管上皮細胞により近い機能を示す細胞を簡便且つ効率的に調製可能な新たな手段を提供することを課題とする。 【解決手段】本発明によれば、(1)多能性幹細胞を腸管幹細胞様細胞へと分化させる工程と、(2)MEK1阻害剤、DNAメチル化阻害剤、TGFβ受容体阻害剤、EGF及びcAMP活性化物質を併用し、工程(1)で得られた腸管幹細胞様細胞を腸管上皮細胞様細胞へと分化させる工程によって、多能性幹細胞を腸管上皮細胞へ分化誘導する。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程(1-1)、(1-2)及び(2)を含む、ヒト人工多能性幹細胞を腸管上皮細胞へ分化誘導する方法: (1-1)ヒト人工多能性幹細胞を内胚葉様細胞へと分化させる工程、 (1-2)工程(1-1)で得られた内胚葉様細胞を腸管幹細胞へと分化させる工程; (2)MEK1阻害剤、DNAメチル化阻害剤、TGFβ受容体阻害剤、EGF及びアデニル酸シクラーゼ活性化作用を示すcAMP活性化物質を 使用 し、工程(1)で得られた腸管幹細胞を腸管上皮細胞へと分化させる工程であって、 前記工程(1-1)における培養期間が1日間~10日間であり、前記工程(1-2)における培養期間が2日間~10日間であり、前記工程(2)における培養期間が10日間~30日間である方法。
IPC (1件):
C12N 5/071
FI (1件):
C12N5/071
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 腸管幹/前駆細胞の取得方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-241536   出願人:独立行政法人理化学研究所
  • 幹細胞の作製と維持
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2011-542403   出願人:ザスクリプスリサーチインスティチュート
  • 国際公開第2014/132933号パンフレット
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