特許
J-GLOBAL ID:202203018214791425
流路構造体およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-142077
公開番号(公開出願番号):特開2022-008314
出願日: 2021年09月01日
公開日(公表日): 2022年01月13日
要約:
【課題】例えば、ドラッグデリバリーシステムにおけるナノサイズのキャリアとして有用である脂質粒子ないしミセルを粒径制御性高く製造する流路構造体、およびこれを用いた脂質粒子ないしミセル形成方法を提供する。
【解決手段】ナノサイズの脂質粒子ないしミセルを形成するための流路構造体であって、当該流路構造体は、その上流側において、互いに独立した、第1の流動体を導入する第1導入路10と、第2の流動体を導入する第2導入路20とが、それぞれ一定長を有して合流し、その下流側に向かって1つの希釈流路30を形成しており、前記希釈流路は、流路幅を規制する構造子40が、一定間隔d1,d2...をもって少なくとも2つ以上設けられていることで形成されていることを特徴とする流路構造体である。
【選択図】図2
請求項(抜粋):
ナノサイズの脂質粒子ないしミセルを形成するための流路構造体であって、当該流路構造体は、その上流側において、互いに独立した、第1の流動体を導入する第1導入路と、第2の流動体を導入する第2導入路とが、それぞれ一定長を有して合流し、その下流側に向かって1つの希釈流路を形成しており、
前記希釈流路は、少なくともその一部において二次元的に屈曲した流路部位を有し、
当該屈曲した流路部位は、これより上流の希釈流路の軸線方向ないしその延長方向をX方向と、このX方向と垂直に交差する希釈流路の幅方向をY方向とし、これより上流の希釈流路の流路幅をy
0
とした場合に、Y方向において対向する希釈流路の両側壁面より交互に、流路中心側に向かって、略Y方向(略+Y方向、略-Y方向)に、1/2y
0
以上1y
0
未満の一定高さh
1
,h
2
...を有し、かつX方向に一定幅x
1
,x
2
...を有して突出し、希釈流路の流路幅を規制する構造子が、一定間隔d
1
,d
2
...をもって少なくとも2つ以上設けられていることで形成されていることを特徴とする流路構造体。
IPC (5件):
B01J 13/00
, B01J 19/00
, B01F 23/40
, B01F 25/42
, B81B 1/00
FI (5件):
B01J13/00 Z
, B01J19/00 321
, B01F3/08 Z
, B01F5/00 E
, B81B1/00
Fターム (37件):
3C081AA01
, 3C081AA18
, 3C081BA23
, 3C081BA24
, 3C081CA31
, 3C081CA38
, 3C081CA45
, 3C081DA06
, 3C081DA10
, 3C081DA11
, 3C081EA37
, 3C081EA39
, 4G035AB37
, 4G035AC06
, 4G035AE13
, 4G065AA01
, 4G065AB03X
, 4G065AB04X
, 4G065AB24X
, 4G065AB38X
, 4G065BB06
, 4G065CA01
, 4G065DA02
, 4G065FA01
, 4G065FA02
, 4G065GA01
, 4G075AA13
, 4G075AA27
, 4G075AA39
, 4G075BB01
, 4G075BB05
, 4G075BB08
, 4G075BD07
, 4G075DA02
, 4G075DA18
, 4G075EB50
, 4G075EC09
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特許第6942376号
-
核酸含有脂質粒子および関連方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-537274
出願人:ザユニバーシティオブブリティッシュコロンビア
-
限界サイズ脂質ナノ粒子および関連方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2014-537433
出願人:ザユニバーシティオブブリティッシュコロンビア
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
RSC Advances, 2015, Vol. 5, pp. 46181-46185
-
Simulation Modelling Practice and Theory, 2011, Vol. 19, pp. 1088-1095
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