特許
J-GLOBAL ID:202203018459935201

エアゾール配合物及び2成分エアゾール配合物において硬化剤前駆体から硬化剤化合物が生成するのを防止するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):FI2016050829
特許番号:特許第7026633号
出願日: 2016年11月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 塗料又は接着剤を作製するためにエアゾール缶内で使用するのに適したエアゾール配合物中で、硬化剤前駆体から硬化剤化合物が生成するのを防止する方法であって、前記エアゾール配合物が、 前記缶内に以下の化合物:- エポキシ樹脂及びエポキシ硬化剤前駆体を含む塗料生成化学薬品;- 弱酸及び任意に含まれていてもよい溶媒を添加する工程、及び、 前記缶内に前記化合物を添加する前又は後に、前記塗料生成化学薬品;弱酸及び任意に含まれていてもよい溶媒を混合して混合物を得る工程によって調製される方法において、- 1.2~5.2の範囲の解離定数pKa値を有する弱酸の群から選択される弱酸(XCOOH)を触媒量で添加して、(遊離の)水及びケトンの存在下のエポキシ硬化剤前駆体とエポキシ硬化剤アミンの間の反応バランスを、一般的反応(2a):に従うエポキシ硬化剤前駆体の生成に好都合なようにシフトさせ、それによって、前記エポキシ硬化剤前駆体からのエポキシ硬化剤アミンの生成を防止し; 前記エポキシ硬化剤前駆体が、イミン、エナミン、マンニッヒ塩基、アルジミン及びその混合物からなる群から選択されること、- 前記エアゾール配合物が、2500ppm未満の遊離の水を含むこと、及び、- 前記方法が、前記エアゾール配合物を缶から噴霧して標的表面上に塗料の層を形成させる工程をさらに含み、前記エポキシ硬化剤前駆体の、噴霧の際に空気から水(水分)を吸収して加水分解して、エポキシ樹脂と反応して架橋膜を生成するアミン(エポキシ硬化剤)を形成する作用によって、前記塗料が形成されることを特徴とする、方法。
IPC (5件):
C09D 163/00 ( 200 6.01) ,  C09D 7/20 ( 201 8.01) ,  C09D 7/63 ( 201 8.01) ,  C09J 163/00 ( 200 6.01) ,  C09J 11/06 ( 200 6.01)
FI (5件):
C09D 163/00 ,  C09D 7/20 ,  C09D 7/63 ,  C09J 163/00 ,  C09J 11/06

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