特許
J-GLOBAL ID:202203020408172577

映像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 正林 真之 ,  芝 哲央 ,  林 一好
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-042374
公開番号(公開出願番号):特開2020-181201
特許番号:特許第7070613号
出願日: 2016年03月04日
公開日(公表日): 2020年11月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 映像光を投射する映像源と、 映像源から投射された映像光を反射して映像を表示する半透過型の反射スクリーンと、 を備える映像表示装置であって、 前記映像源は、前記反射スクリーンの画面を正面方向から見た場合に、前記反射スクリーンの画面よりも鉛直方向下方側に位置しており、 前記反射スクリーンは、 入射した光の一部を反射し、その他を透過する半透過型の反射層と、 前記反射層の映像源側に少なくとも1層設けられた光透過性を有する映像源側層と、 前記反射層の背面側に少なくとも1層設けられた光透過性を有する背面側層と、 を備え、前記反射スクリーンの厚み方向において、映像源側表面から前記反射層の背面側の面までを映像源側領域とし、前記反射層の映像源側の面から背面側表面までを背面側領域とするとき、前記反射スクリーンのスクリーン面に背面側から入射角0°で入射した光に対する前記背面側領域の光の吸収率は、前記反射スクリーンのスクリーン面に映像源側から入射角0°で入射した光に対する前記映像源側領域の光の吸収率よりも大きく、 前記映像源側層は、光透過性を有し、背面側の面に単位光学形状が一定の配列ピッチで複数配列された光学形状層を有し、 前記単位光学形状は、前記反射スクリーンのスクリーン面に対して傾斜した第1の面と、前記第1の面を接続して前記第1の面と対向して設けられた第2の面とを有し、 前記第1の面は、前記映像源から投射された映像光を映像源側へ向けて反射する向きに傾斜しており、 前記反射層は、前記単位光学形状の前記第1の面及び前記第2の面に形成されており、 前記反射層は、その表面に微細かつ不規則な凹凸形状が形成されており、前記反射スクリーンのスクリーン面に直交し、かつ、前記単位光学形状の配列方向に沿った方向の断面において、 前記第1の面の最も映像源側の位置と前記第1の面の最も背面側の位置とを結ぶ線分がスクリーン面に平行な面となす角度をθ1とし、 前記第2の面の最も映像源側の位置と前記第2の面の最も背面側の位置とを結ぶ線分がスクリーン面に平行な面となす角度をθ2とすると、θ2>θ1という関係を満たしており、 前記単位光学形状の配列方向において、前記反射スクリーンの反射光のピーク輝度となる出射角度から輝度が1/2となる出射角度までの角度変化量を+α1,-α2とし、その絶対値の平均値をαとし、前記光学形状層の屈折率をnとするとき、該反射スクリーンの少なくとも一部の領域において、α<arcsin(n×sin(2×(θ1)))という関係を満たすこと、 を特徴とする映像表示装置。
IPC (4件):
G03B 21/62 ( 201 4.01) ,  G03B 21/00 ( 200 6.01) ,  G02B 5/02 ( 200 6.01) ,  H04N 5/74 ( 200 6.01)
FI (4件):
G03B 21/62 ,  G03B 21/00 D ,  G02B 5/02 B ,  H04N 5/74 C
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る