特許
J-GLOBAL ID:202203021315212621

表面プラズモン共鳴バイオセンサシステムの機器依存パラメータを決定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 飯田 雅人 ,  崔 允辰 ,  田中 研二 ,  荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  田中 拓人 ,  小島 猛 ,  澤木 亮一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):EP2016074516
特許番号:特許第7055536号
出願日: 2016年10月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサシステムの機器依存定数を決定する方法であって、 a)既知の分子量、既知の拡散定数、既知の屈折率増分および既知の濃度を有する、較正ステップで使用するための適切な検体を特定するステップ(S1); b)前記特定された検体および前記検体が結合することができるチップを使用する既知の方法に従って、前記SPRバイオセンサシステムを使用して活性濃度を測定するステップ(S3)であって、前記既知の方法は、それぞれの特定の機器、チップおよびフローセルの組合せに固有の、調整前の機器依存定数の使用を含む、ステップ(S3); c)前記検体の前記既知の濃度をステップb)で測定した前記活性濃度と比較するステップ(S5);および d)ステップc)で取得した差異に従って、活性濃度を測定するための前記既知の方法で使用される前記機器依存定数を調整するステップ(S7)を含み、 前記機器依存定数が、下記数式1に従って調整される、方法: ここで、Constinstrは機器依存定数であり、 ktは前記検体の前記既知の濃度を二分子相互作用モデルにフィッティングすることによって得られる物質移動定数であり、前記二分子相互作用モデルは、前記検体の分子と、前記チップの表面上の分子との結合を表すモデルであり、前記物質移動定数ktは、前記検体の分子が前記フローセル内を移動する際の前記分子及び前記フローセルの形状によって決定される定数であり、下記数式2によって定義され、 Constanalyteは、前記検体の前記既知の分子量、前記既知の拡散定数によって決定される検体依存定数であり、 fは流速である、方法。
IPC (2件):
G01N 21/41 ( 200 6.01) ,  G01N 33/543 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01N 21/41 101 ,  G01N 33/543 595

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