研課題
J-GLOBAL ID:202204001145187581  研究課題コード:14542170

0.66μm~16.2μmで波長依存性のない螺旋位相子の開発

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 保健医療学部, 准教授 )
研究概要:
螺旋位相を有した光渦を広帯域スペクトル(0.66μm〜16.2μm)で生成するためにZnSeを用いた新しい螺旋位相子を設計試作し、その基礎特性を評価した。ここで光源に用いたビームは15 ns、最大4.9 mJの高出力CO2パルスビームであり、15 ns、2.6 mJのベクトルビームパルスの生成に成功した。螺旋位相子の変換効率56%であった。ベクトルビームは、偏光度が0.95と非常に高い偏光度を有していることが精密偏光計測から明らかになった。さらに、ベクトルビームの位相情報もマッハツェンダー干渉計を用いて評価した。得られた位相分布から周方向に2 radの螺旋位相が検出され、出射ビームがラジアル偏光渦であることが示された。今後は、螺旋位相子をレーザー加工機に応用展開していく予定である。
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タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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