研課題
J-GLOBAL ID:202204002348691311  研究課題コード:14538213

界面ナノ構造制御による超高輝度かつ超長寿命OLEDディスプレイの開発

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 電子制御工学科, 准教授 )
研究概要:
有機ヘテロ界面混合による長寿命化メカニズムの解明,およびホモ接合型有機EL素子にさらに界面混合技術を適用した新規素子を作製して高発光効率化かつ長寿命化の検討を行った。 有機ヘテロ界面構造を変えた際の寿命特性と変位電流の関係から,界面を混合することにより連続駆動に伴う素子内の蓄積キャリア量の経時的変化が小さくなるため寿命特性が改善されることを明らかにした。また,界面混合型有機EL素子にホモ接合技術を適用することで, 1000mA/cm2時の発光効率を発光開始時の効率に対し85%まで改善できる(従来素子は76%まで低下)ことを明らかにした。しかし,寿命特性は評価継続中のため,長寿命化の効果を検証できていない。今後,寿命特性評価を進めた上で,高輝度ディスプレイの試作を行っていく。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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