研課題
J-GLOBAL ID:202204003413012288  研究課題コード:14541847

Txnip誘導阻害化合物による糖代謝改善薬の開発

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , ウイルス研究所, 准教授 )
研究概要:
研究責任者は、糖尿病の悪化因子thioredoxin interacting protein (Txnip)/ thioredoxin binding protein-2 (TBP-2)の高血糖による発現誘導を阻害する低分子化合物のスクリーニング系を作成し、糖の取り込みを改善する11種類の新規の低分子化合物の候補を得た。これらの化合物について、シグナル経路の検討、2型糖尿病マウスモデルob/obにおけるin vivo評価を行い、一部の化合物は高血糖の改善効果を示すことを明らかにした。さらに、シグナル経路を明らかにし、化合物の構造機能相関に関する知見を得た。概ね当初の研究課題を達成できたと考えられる。今後、化合物の合成展開を行い、物質特許の取得を目指すとともに、そのターゲットを同定する。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る