研課題
J-GLOBAL ID:202204003876812542  研究課題コード:14538695

乳酸脱水素酵素を標的とする難治性がん治療薬の開発

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医歯薬学総合研究科, 准教授 )
研究概要:
抗てんかん薬であるstiripentol が、乳酸脱水素酵素阻害作用を有していること、さらに in vitro で抗がん作用を示すことを既に明らかにしている。そこで本研究開発では、in vivo での抗がん作用を検証した。悪性度の高い膵臓癌由来細胞株 MIA-Paca2 に対し、in vitro では抗がん作用を示すが、in vivo では抗がん作用を確認できなかった。そこで、より低濃度で作用する多発性骨髄腫細胞株 KMS-12PE に着目し、アポトーシスの誘導・活性酸素種の発生を確認した。今後は、stiripentol による多発性骨髄腫細胞株に関する in vivo 抗がん作用を検証するだけでなく、より強力な乳酸脱水素酵素阻害作用を持つ stiripentol 誘導体の開発を進める。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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